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Aprica

新SGマークA形
      
大容量収納カゴが付いて、お買い物も楽にこなす
実用的ベビーカー新登場。

  


お出かけにショッピングはつきもの。けれどコンパクト軽量化が進むベビーカーの多くは小物を入れる程度の網カゴしか付いておらず、ハンドルにフックを付けてぶら下げることがなかば常識みたいになっています。そのため、そうした荷物によってバランスを崩し、ベビーカーが転倒する事故は後を絶たちません。

そのため思い切ってカゴを大型化して、実用的なベビーカーを作ってみようと製作されたのが「カイモノ−ブギ」。ちょっと名前がおちゃらけですが、車に頼らない生活をしてる方などには魅力的な1台となりそうです。


<→拡大画像>

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ストライプレッドRD
No.95251
ストライプイエロー YE
No.95257

カイモノ-ブギ 両対面
(定価48000円・税込50400円)

   重量6.6キロ 
   開: W510×D790〜950×H865〜900
   閉: W430×D540×H910〜1000(mm)

  ・30リットル 開閉機構つき大型カゴ (耐加重7キロ)
  ・超ワイドシート
  ・伸縮機能付き 両対面ハンドル
      (切り替えはハンドル付け根の左右のレバーで行います)

  ・リクライニング 130〜170゜
     (紐による無段階調節)
  ・日除けトップのメッシュウィンドゥ
  ・ワンタッチ開閉式セーフティガード
  ・3段階サーモシステム
  ・前後異径タイヤ


 オーダー・在庫状況確認はこちらです
(ショッピングページにリンクします)



前後2つ折りのベビーカーで、構造はベーシック。ただ、シート下に鎮座する巨大なバスケットがこの製品の特徴です。

容量30リットル、耐荷重は7キロ。試験では倍の重さでテストしてクリアしているようですが、各ユーザー様の使用環境の違いを考慮して少し控えめな表記となっています。重量がかさんだときの走行性を考慮して後輪のタイヤは海外輸出仕様の大型タイヤ。
ハンドルは両対面ですが、あまりに重い荷物を積んだときは重心バランスの関係で、背面ハンドルにした方が押しやすいと思います。
 
フルリクライニング時にはカゴがふさがれてしまうので手前のオレンジのボタンで簡単に開閉ができるようになっています。
(欲を言えばカゴにもっと深さが欲しかった)


開閉のためのヒンジ部分はさすがにかなり強力そうな金属パーツが備え付けられています。
折りたたんだときは、上に引き上げてフックで止める仕組み。ただ引きあげるだけでも軽いロックはかかりますが、きちんととまりにくいのでフックが追加されたようです。
 


ベルトは股と腰の3点式で、腰ベルトは真ん中から左右に分かれるタイプ。今や常識的な装備。差込口も良く見えますから、一部の機種であった、生地が覆っていて差しにくいといった心配はありません。

 お座りができるようになるとベルトを差し替えて、より抜け出しにくいレイアウトに変更可能。アップリカの新しい工夫ですが、このカイモノ-プギから採用が始まったものです。

(右の写真のようなものです。左側がお座りができるようになってからのもの。写真はふわっとワイドを利用しています)

←ハンドルの両対面切替はハンドル付け根左右のブラケットをスライドさせて行います。片手ではできませんがご了承ください。

ハンドルの高さ調節は左右の丸いノブを回して行います。あいにくあまりスマートではありません。→
  


フロントのセーフティガードは開閉機構つき。お子さんが大きくなってからも乗せ降しが簡単です。2つあるオレンジのボタンを押して外しますが、あまり押しすぎるとかえって外れにくいので、適当な力加減でお願いします。
 


シートは外して丸洗いできます。サーモシステムがフレーム側に付いているため、シート内蔵の物より取り扱いが楽です。


サーモシステムはダイヤル調整式で極めてわかりやすく操作も簡単。
ダイヤルは背もたれの裏側上部にあります。

開いた状態      半分開いた状態      閉じた状態


座面から足先まで通気、放熱の穴がたくさん開いてます。
足先のアルミのU字フレームは、最初のうちは引き出して、シートを平らにして使用します。大きくなって足が下ろせるようなったら引っ込めてください。



キャスターは同軸解除タイプで、左右が独立してスムーズに回転します。急激な方向転換も内輪差を吸収するので小回りがききます。

 「同軸解除」の意味については
 Baby-Pro REPORT(1) を参照ください

  
シートは幅に特に余裕があります。丈も長めの方でしょう。
人気のモデルと、見た目の比較をしてみてください。
【カルッコベッド両対面】      【ウェルフラットワイドW】         【カイモノ-ブギ】  
 左のカルッコベッド両対面は最も丈が長いロングシート。
 カイモノ-ブギは幅はカルッコベッド両対面をしのぎ、丈もそれら近いくらい長めです。

 
畳んでみたら、こんな感じです
【ウェルフラットワイドW】   【カイモノ-ブギ】  【ふわっとベッド両対面】


かさばるのが困る方にはカイモノ-ブギはお勧めしません。
畳んでも、奥行き、幅とも大きめです。
ただ、折り畳みがシンプルな分扱いやすさがあります。



折りたたんだ時にキャスターの車輪の向きによっては大きく前傾することがあります。倒れはしないのですが、気になる場合はキャスターの車輪を外側に回して立ててください。



このベビーカーのウリは何はともかく「大きなカゴ」です。
他に利点を見出すとしたら、広々寝られるワイドシート、シンプルな開閉操作でしょうか。開閉方法がややこしいものが多い時代なので、逆にこのようなシンプルな二つ折りは安心感があります。

できれば一戸建てか、エレベーター付きの集合住宅にお住まいの方にお勧めします。6.6キロというと抱えられない重さではないですが、アパートの2階や3階に階段で簡単に持って上がれる重さでもありません。荷物をたくさん載せるためには強度も高めねばならず、本体の重量増はやむなしですが、その使用目的が明確に見えている方でないと負担と思いますので踏まえてご検討ください。
 
  

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座面の振動吸収性について


 
ベビーカーのシートを最大に倒した状態で、Baby-Pro自社製作の振動計測ダミーを乗せて、一般路面を走行しました。身長70センチ、体重9キロ、9ヶ月前後の赤ちゃんに相当します。

測定部は頭部。10Gまでの加速度変化を記録します。
ハンドルは対面の状態としました。
路面はアスファルト面と砂利の浮き出た入ったコンクリート面。

  
路面1(一般的なアスファルト) 路面2(砂利の浮き出たコンクリート面)
    
振動データグラフの内容

   頭部データ

   
Ax軸・・・水平、かつ進行方向に沿った前後方向の振動(加速度変化) 
   
Ay軸・・・水平、かつ進行方向に垂直な左右方向の振動(加速度変化)
   Az軸・・・上下方向の振動(加速度変化)

   グラフ下側の数値・・・計測時間で、数字自体は無視して下さい。
                 1メモリ0.3秒に統一しています

   加速度は単位時間当たりの速度の変化量をいいます。
   1s(秒)間に速度が10m/s増加するときの加速度は10m/s2(10メートル毎秒毎秒)
   であり、1Gとも言い換えられます。
   グラフは、振幅の大きさも気になりますが、小刻みに上下に振れるもの
   (波がとんがっているもの)は、プラスの加速度からマイナスの加速度へ
   頻繁に切り替わっているので、振動としては性質が悪いです。
   
   波の上下が小さく、かつなだらかなものが乗り心地も良いといえます。
   実験では測定を繰り返し、全体を観察していますが、ここではそのなかで、
   平均的な部位のグラフを一部分抽出しています。

    


路面1を走行時の波形
Aprica
カイモノ-ブギ
combi
ウェルフラット
ワイドW
Aprica
カルッコベッド
両対面
combi
ウェルフラット
170゜VT
530


  
  
路面2を走行時の波形
Aprica
カイモノ-ブギ
combi
ウェルフラット
ワイドW
Aprica
カルッコベッド
両対面
combi
ウェルフラット
170゜VT
530



  

グラフを並べると、カルッコベッド両対面やウェルフラットワイドという優秀なモデルとの比較なので、少し劣るようなグラフに見えてしまいますが、細かく数値を見てみると、荒れた路面でも2Gを超える衝撃はあまりありませんでしたので、十分平均以上の性能といえます。(古いベビーカーでガチガチの設計のものは、同じ路面でも5G以上のデータが現れることがあります。)

計測は対面ハンドル状態で行っていますから、大きなタイヤの方が進行方向前側になってのテストです。カゴの荷重を考えてこの車輪側のサスペンションは硬めなのかもしれません。進行方向前側の車輪のサスが硬めだと[XA]のグラフが乱れやすいです。

しかし、一番気になる「突き上げ振動」の[XZ]はカイモノ-ブギも他と遜色なく良いデータが出ています。おそらくカゴに荷重がかかれば、さらに振動を抑える方向に作用するでしょうから、トータルに見て十分合格点のデータです。
< 補足 >
製品安全協会において、2004/8月より、ベビーカーの基準の改定が行われましたが、かつて振動吸収率70%以上とされていたA型ベビーカーが、この度から、ドラム走行テストで加速度10m/s2(メートル毎秒毎秒)(=1G)以下と変更されました。
テストはドラムの一部に1センチの段差を設け、ドラムを回転させ、段差を上から下に落とす方向で加速度変化を計測します。

Baby-Proでは同様な装置は用意できないかわり、より実際的なシーンで、計測を試みることにしました。キャスターのブレなどベビーカーの足回りの特性から来る振動もトータルに観察できます。また振動計測も座面ではなく、頭部にしています。頭部は、見た目、赤ちゃんの頭が振られるように見えても、衝撃としてはうまく吸収しているケースがあり、座面とは違うデータが出るからです。


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