Baby-Pro 特選 失敗しないチャイルドシートの選び方
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Baby-Pro REPORT(16)
[失敗しないチャイルドシートの選び方]
 
組み合わせが肝心!チャイルドシートのおすすめパターン

 チャイルドカーシートは、製品単独で考えるのではなく、家族計画や、
使用する車によって、適切な組み合わせを考えなくては
時として無駄な買い物をしてしまうことがあります。

製品の性能や個性も踏まえて、いくつかのおすすめパターンを紹介します。

おすすめパターン1
< 安全・便利・高性能 ヨーロッパスタイル
>
安全性★★★★★
快適性★★★★★
経済性☆☆☆☆☆
Baby-Proのおすすめ度・・・★★★★★
新生児〜15ヶ月    ・    9ヶ月〜4歳    ・    3歳〜11歳

        ベビーシート     ・     チャイルドシート   ・   ジュニアシート
(レーマーベビーセーフプラスプレミアムレーマーキングTSプラスレカロスタート)


カーシート先進メーカードイツ・レーマー社のフラッグシップ2機種とレカロの組み合わせ。斬新かつ柔軟性のある機能にはマニアックな追求心のある方もきっと納得いただけるはず。ヘルメットのように子供を包み込むベビーシートに、世界で初めてシートベルト増し締め機能を搭載したキングの最新モデル、そして多彩なサイズ調節機構とたいへんにソフトな乗り心地のレカロスタート。予算的にはかなり負担ですが、職人技を感じさせる機能美が快感です。

ベビーシートは乗車の都度取り付けを要すので、その手間を面倒がらずに、取り組む姿勢が必要です。チャイルドシートとジュニアシートも若干メカニカルな構造ですが、興味のある方なら充分使いこなせるでしょう。

お勧めといっても価格面ではちょっと気が引けます。節約したい方は以降のお勧めパターン2〜3、もしくはそれぞれの品を差し替えたりして組み合わせましょう。

【追記】 レーマーのキッドのニューモデルがショルダーサポートを追加装備したので、こちらもレカロスタートと同レベルでお薦めいたします。すわり心地や耐久性はレカロスタートが上ですが、タイトな骨盤拘束と、違和感の少ないヘッドレストの曲面など、レーマーらしい安全性の追求が見られるキッドプラスも、際上級ジュニアシートとして、とてもお薦めです。



おすすめパターン2
< 硬派な安全至上 ヨーロッパスタイル>

安全性★★★★★
快適性★★★☆☆
経済性★☆☆☆☆
Baby-Proのおすすめ度・・・★★★★★
新生児〜15ヶ月    ・    9ヶ月〜4歳    ・    3歳〜11歳

   ベビーシート  ・  チャイルドシート  ・  ジュニアシート
(レーマーベビーセーフプラスロードプラスレーマーキッド)


質実剛健なドイツ・レーマー社のカーシートトリオ。闇雲にドイツ製が良いというわけではありません。市場の熟成度や歴史を踏まえた安全認識のありかたなど、見本とすべきものが、レーマーの製品には数多く盛り込まれています。見た目の華やかさや生地の肌触りなどは日本製の方が上回る部分がありますが、カーシートの基本である「軽い」「低重心」「取り付けがシンプルでわかりやすい」の3大要素を伴っています。「カーシートはシンプルであるべき」というカーマニアに受けている組み合わせです。

詳しくは下記のレポートページで確認ください。
Baby-Pro REPORT11
http://www.urban.ne.jp/home/krishna8/baby-pro/romer/report-11.htm


おすすめパターン1ほどではないですが、価格的には決して安価ではありません。命はお金に換えられないという意識がないと高い買い物になるでしょう。しかし、この組み合わせで不慮の事故にあっても最善は尽くした思えるはずです。



おすすめパターン3
< 使いやすさも伴った ヨーロッパスタイル>

安全性★★★★☆
快適性★★★★★
経済性★★★☆☆
Baby-Proのおすすめ度・・・★★★★★
新生児〜15ヶ月    ・    9ヶ月〜4歳    ・    3歳〜11歳

   ベビーシート  ・  チャイルドシート  ・  ジュニアシート
(マキシコシカブリオレマキシコシプリオリXPマキシコシロディ)


レーマーを追随しているマキシコシ社の3製品。機能面ではレーマーの後追いながら、良いところをうまく真似して、それに一工夫加えて、さらにデザインは秀逸に、と、なかなか魅力のある製品群を出しているのがマキシコシ社。レーマーやレカロのように、構造美を感じさせるほどのマニアックな追求はありませんが、現実的に充分な使い勝手と品質感を提供してくれます。中でもプリオリXPは、性能のわりに価格がこなれているので、お買い得です。

マキシコシカブリオレはバギーとの連携も魅力的。ここがポイントになって決める方も多いでしょう。

カブリオレがドッキングできるバギーの案内はこちらへどうぞ

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おすすめパターン4
< 新生児兼用チャイルドシート+ジュニアシート(その1)>

安全性★★★★☆
快適性★★★★☆
経済性★★★☆☆
Baby-Proのおすすめ度・・・★★★☆☆
新生児〜4歳


新生児兼用チャイルドシート
(例 タカタ04neo レカロスタート0+
3歳〜12歳


背もたれ付ジュニアシート
(例 タカタ312)

イス型カーシートも様々な種類がありますが、兼用タイプのリスクを負いつつも、チャイルドシートアセスメントで優秀な成績を出してくるものが増えてきました。タカタの04-neoは日本では初めての「シートベルト増し締め機能」が功を奏して前向き取り付けではかなりのサポート性能を見せます。締め付け強度ではマキシコシやレーマーの仕組みをしのぐ感さえあります。後ろ向きでは2点固定となるため車の座席の硬さに左右されるなど、構造的にまだ進化の余地を残しているものの、テストではとても良い結果を出しており、日本のチャイルドシートアセスメントでは、初めて後ろ向き、前向き両方で「優」を獲得しています。

リーマンパミオウーノやパミオデビュー、その兄弟機種のレカロスタート0+は、シンプルで軽量、低重心とチャイルドシートの理想的な構成。進行方向後ろ向きでもシートベルトが赤ちゃんの背面をサポートして、高い安全性能を見せます。シートベルトが乗降の際の邪魔になってしまうリスクがあることが、万人向けとならないデメリット。(ただし後ろ向き取り付け時のみ。2ドアでは影響なし。)

どちらのタイプも前向き取り付け時にリクライニングが固定となるので、子供が寝ているとき、起きているときで切り替えが出来ないのが残念。しかし、兼用タイプの中では安全に対し、信頼のおけるチャイルドシートでしょう。リーマンはレカロがその機構を採用するほど、基本理念はしっかりしているのですが、ネームバリューが伴わず、ちょっと気の毒なメーカー。低価格帯の製品に留まっているので、縫製や生地、パーツの質感などもイマイチですが、カーシートは「安価でシンブルであるべき」と考えたときには侮れないメーカーです。充分価格に見合う製品群を作っています。

ジュニアーシートへの移行時期は標準で3歳半頃が適当でしょう。背もたれ付ジュニアシートなら3歳になったばかりでもOKですが、ある程度お子さんが自覚を持って座ってくれないと、ジュニアシトーは自由度が高いので抜け出しもありえることを踏まえてください。

例にあげたタカタのジュニアシートは国内では初めて欧州の安全基準を通過して採用されたもの。サイドサポートに対応した大型ベッドレスト採用。ショルダーサポートは、上下スライドとともに左右にも自動的に広がる面白い機能を持っており、使い易さと安全性が共存しています。腰ベルトガイドは擦り切れやすいところなので樹脂のカバーがほしかった点と、腰のベルトガイド位置が前過ぎる気がしてならないのですが、肩や腰の保護を打ち出している点は高く評価できます。RECARO Start(ジュニアーシート)キッドプラスに次いで、サイドインパクト対策の進んだ設計と言えるでしょう。
 



おすすめパターン5
<
ベビー・チャイルド・ジュニア兼用ロングライフカーシート>
安全性★★★☆☆
快適性★★★☆☆
経済性★★★★★
Baby-Proのおすすめ度・・・★★★☆☆
新生児〜7歳

  
ベビーシート・チャイルドシート・ジュニア兼用タイプ
(例 プリムロングEG  カーメイト ズット)

新生児から学童までカバーするとても便利なカーシートです。プリムロングは愛子様のベビーシートを作った東海理化の設計。新生児から学童までをカバーするチャイルドシートはニーズもあり、もっとたくさん種類があってもよさそうなのですが、特許の関係もあるのか、種類は限られています。

小さな赤ちゃんから、小学生までを一つの筐体でサポートしようというのは基本的にはあまり感心しませんが、実際の商品はなかなか良くできていて、お勧めできるものに仕上がっています。はやくから体がとても大きくなってしまった赤ちゃんでも心配なく乗れる余裕があるのもいいところです。せっかく安全志向でベビーシートをお勧めしても、すぐに狭くなってしまったという声を聞いたり、ベッドタイプを購入したが、寝た姿勢に子供がなじめずに苦労している、とか、買い替えのたびに商品選びに頭を悩ませる、といった様子を聞いたりすると、案外この手のオールマイティタイプも良いかなと思います。

兼用ゆえ、どの時期にも厳密にはフィットしないというジレンマはあります。Baby-Proのお勧めは、<パターン1>〜<パターン3>に該当するようなヨーロッパスタイル。それが覆ることはありませんが、あまりこだわりのない方には、お勧めカテゴリーです。ややこしいことを考えなくて良く、わりとイメージどおりに使えるので、万人向けの製品といえるでしょう。

ちなみに、写真を添えた「カーメイト ズット」は比較的新しい製品で、前向き取り付け時に、座席に固定後もワンタッチリクライニングが可能で、便利そうです。プリムロングのよきライバルとなるでしょう。




パターン6
< ベッドタイプ+ジュニアシート)>


快適性★★★★☆
経済性★★☆☆☆
Baby-Proのおすすめ度・・・★★☆☆☆
新生児〜4歳


ベッドタイプ カーシート
(例 マシュマロJフィックス)

ハイグレード ジュニアシート
レーマーキッド・    
レカロスタート

 新生児の快適な移動を考えるとどうしても気になるのがベッドタイプカーシート。事故時ばかりでなく、普段の乗車姿勢にも気を遣う、いかにも日本的な製品。

 ベッドタイプはいろいろグレードがありますので、予算に合わせて3万円台から7万前後まで選べます。4歳いっぱいまで使用して、腰下だけのジュニアシート(プースターシートとも言う)を購入すれば予算的には抑えられますが、背もたれ付きのジュニアシートの方が安全性も快適度も大変高いです。

 ジュニアシートの最高峰はレーマーキッドプラスかレカロスタート、タカタ312-neoなどですが、背もたれ付きのジュニアシートには、様々なメーカーから安価なものも出ています。
 

ポイント : 予算のある方にとってはとても満足度の高い商品構成。赤ちゃんも快適で、親も安心。ただしベッドタイプは二人分のスペースをとります。またベッドスタイルは必要と考える方もそう考えない方もありますので、特にベッドを使用したい人にだけおすすめします。ベッドスタイルの使用期間は精一杯長くても1歳未満、中には寝た姿勢を嫌がりだすお子さんも生後半年頃には増えますので、有効な使用期間は案外限られます。(個人差も大きいですが・・) 
ベッドタイプはついつい高予算になりやすいので、無理のないグレード選びを心がけてください。ハイグレードは新生児に対しての安全性を追求していますので、通常はスタンダードグレードで充分です。

2012年以降、日本の安全基準もヨーロッパ基準と同等のものになり、条件面での縛りが強くなりますので、ベッドタイプがどのような仕様変更を加えてくるか、しばらく動向を見守りたいと思います。



パターン7
< ベビーシート+チャイルド・ジュニア兼用シート(その1)>

快適性★★★☆☆
経済性★★★★☆
Baby-Proのおすすめ度・・・★★★☆☆
新生児〜15ヶ月

ベビーシート
(例 カブリオフィックス
1歳〜11歳

チャイルド・ジュニア兼用シート
ブオンキッズ

チャイルド・ジュニア兼用シートは、ベビーシートから移行するチャイルドシートとして、あるいは新生児対応チャイルドシートを持っている方が、年子の誕生で2台目のシートとして購入するのに適した製品です。

インパクトシールドと言われる大きな前あてをジュニアシートにドッキングさせてチャイルドシートとするタイプは、このあとの[パターン9]で紹介しますが、あまりおすすめではありません。小さなお子さんを無理なくしっかりサポートするにはブオンキッズのようなハーネスタイプ(ベルトで拘束するタイプ)が理想です。安全性も高くなりますし、子供にも違和感を与えません。

ブオンキッズはあまりに重量が重いことと、そのわりにジュニアシートとしては華奢なことから、性能面ではヨーロッパスタイルをしのぐものとは言い難いですが、実売価格が手頃なことから、経済面での兼用のメリットがあります。癖のある車の座席でも取り付けが可能なケースがあり、適合性で苦労している方も救いの一台となることがあります。気になる方は、まずは適合データを調べるところからはじめましょう。



パターン8
< 新生児兼用チャイルドシート+ジュニアシート>

快適性★★★★☆
経済性★★☆☆☆
Baby-Proのおすすめ度・・・★★☆☆☆
新生児〜4歳


イス型 カーシート
(例 ゼウスターンEG)


ハイグレード ジュニアシート
レーマーキッド・    
レカロスタート

世界基準は新生児であっても傾斜のあるイス型シートが主流。生後2〜3月から使用開始となる方にとっては、あまりベッドタイプに固執する必要はないと思うので、一人分の座席に納まるイス型チャイルドシートも魅力でしょう。ワゴン車の3列目や2ドア車の後部座席などは、ゼウスのターンシートが乗せ降ろしに結構便利です。

ただし、複雑な機構で重量もあります。よくこれだけの機能を詰め込みながら,安全性を両立させたなぁと、アップリカのベッドタイプ同様、高い技術力には感心します。しかし、構造的には床に突っ張るレッグサポートに頼りすぎている感があります。

これらの製品は、最初から複雑さや重量増を避けてシンプルに作ることを基本とする欧州の製品作りとは一線を画します。「多機能」や「兼用」を好む日本人の市場が生んだ製品です。回転機構にリクライニングと、とりあえず便利なことは間違いありませんが、 2012年以降、日本の安全基準もヨーロッパ基準と同等のものになり、条件面での縛りが強くなりますので、ベッドタイプがどのような展開を見せてくるか、しばらく動向を見守りたいと思います。当面、安全性に直結しない回転機構はあまり推奨はいたしません。

移行期ですが、3歳半くらいで背もたれ付きジュニアシートに移行すると良いでしょう。乗り降りがラクになります。




注意の必要なパターン 9
< ベビーシート+チャイルド兼ジュニアシート(その2)>
快適性★☆☆☆☆
経済性★★★★★
Baby-Proのおすすめ度・・・★☆☆☆☆
新生児〜1歳


ベビーシート
1歳〜11歳

チャイルド兼
ジュニアシート

ベビーシートはヨーロッパを中心に大型化が始まっています。頭部を守る深い形状、1歳頃までをきちんとサポートできるサイズが必要という認識です。

しかし、あいにく日本ではまだまだ頭部が浅く、生後半年くらいでかなりいっぱいになってしまうサイズのものが多いです。取り付けをされる車の側の適合が不十分で、シートベルトの長さが足らないことも大きな原因ですが、適合するなら、レーマーのベビーシートやマキシコシカブリオフィックスのようなシェルの深いベビーシートがお勧めです。

生後半年以降のお子さんは、抱っこも縦抱きを好むようになり、ベッド型のみならず、ベビーシートの角度さえも嫌がる傾向があります。体がしっかりしてくれば、シートの角度をお越し気味にしてもなんら問題はありません。寝かせすぎることにはシビアな指導があるベビーシートですが、起こしすぎて安全性を損なうことはありません。(ただし、お子さんが眠ってしまって、極端に首がうなだれてしまうのは良くないので、程度の問題はありますが。)

ここで特に問題になるのは、製品の組み合わせと移行のタイミングの問題です。

一般的な小型のベビーシートの場合、生後9ヶ月くらいまでが一生懸命なので、早々に次のカーシートに移行したいものですが、次に移行するカーシートがプリムキッズのようなチャイルド兼ジュニアシートの場合、実際に9キロ前後で使用開始すると、インパクトシールドに体が埋もれて快適ではありません。また背もたれ角度も、ジュニアシートの性格上、立ち気味に使用しなくてはならないので、眠ってしまったときにやや不自由します。

骨盤拘束が弱くなるので、腹部圧迫も問題も生じます。ごく最近から腹部圧迫のデータをチャイルドシートアセスメントで検証を始めてから、思いがけずこれらの問題が露呈して改良を余儀なくされたモデルもあります。

これは高級カーシートのレカロスタートでも、インパクトクッションを使用する際は同様の配慮がいります。レカロのインパクトクッションは独特の設計で、太ももの上に直に載せますので骨盤拘束が可能ですが、それでも、なるべくベビーシートを長く使用して、移行するようにしましょう。

インパクトシールド付きチャイルド・ジュニア兼用シートは、せめて1歳半か2歳くらいからの使用がいいでしょう。したがって、チャイルドシートを使用してきたお子さんが、下のお子さんの誕生で1歳半以降に、これらのチャイルド・ジュニア兼用タイプに移行する場合などは問題が少なくなるでしょう。(お子さんが嫌がるかどうかは別として)

予算が許せるなら、ブオンキッズのようなハーネスタイプをお勧めします。
さらに、理想的なことを言えば、やはりチャイルドシートとジュニアシートは別々に用意するのがベストです。



注意の必要なパターン 10
< イス型チャイルドシート+ブースターシート>

快適性★☆☆☆☆
経済性★★★★★
Baby-Proのおすすめ度・・・★☆☆☆☆
新生児〜4歳


一部の乳児幼児兼用チャイルドシート
4歳〜


簡易ジュニアシート

安くても良い商品を作っているメーカーもありますが、少々疑問符の製品もあります。新生児に負担のない、微妙な角度調節ができなかったり、4歳まではとても使えないサイズだったり、車への取り付けがしにくく、重心が異様に高くて不安定なチャイルドシートも現実にはあります。

2003年以降、安全基準の見直しも経て、粗悪な製品はかなり淘汰されてきましたが、妙に座面が高い製品には注意しましょう。重心が高くなり、極めて厳密な取り付けをしないと、安全が保てません。後ろ向き取り付け時に背もたれ角度がきつくなりすぎる製品にも注意しましょう。認可のためのテストが行われる正面衝突時の安全性は確保できても、普段の姿勢に負担が大きく、親の目からは「使えない」と感じるものがあります。

1歳半くらいからの使用で、セカンドカーに使用する程度なら、最安のチャイルドシートでも充分機能を果たすことがあります。安値モデルでも比較的安全性能が高いメーカーとしてはタカタやリーマンをお勧めします。

4歳からは背もたれなしの腰下だけのブースターシートが使用可能になります。これも、確かにきちんとお人形さんのように座っていれば、それなりの安全性を示してくれますが、じっとしてないお子さんのこと、また、眠ってしまった時のサポートも全くないので、上半身が崩れやすく、高い安全性は望むのが無理というもの。手軽さが併せ持つリスクも考えて割り切った利用をしなくてはなりません。

2012年の新安全基準への完全移行によって、安全に対してあいまいな製品群は淘汰されることが予想されます。



注意の必要なパターン 11
< ベスト型チャイルドシート>

快適性★☆☆☆☆
経済性★★★★★
Baby-Proのおすすめ度・・・☆☆☆☆☆
9ヶ月〜6歳


ベストタイプ チャイルドシート

ベストタイプのチャイルドシートというのは、その仕組み上、一般的なチャイルドシートのような安全性を発揮することは難しいと思います。アセスメントでも、この種の製品の多くが、高い腹部の圧力を計測しており、Baby-Proでは取り扱うことができません。
コラム
    


 ここで紹介した「組合せでの商品選択」というのは、基本的な知識の一つでしかありません。具体的な商品の選択には、いろいろな商品の解説や、FAQもごらん頂き、より知識を深めてください。

 また、購入したいカーシートがいくつか選べたら、まずは適合確認をしましょう。せっかく購入したのに付けられなかったなんて失敗は絶対避けたいですからね。各メーカーのHPや適合確認ページは下記のおすすめリンクページからどうぞ。

Baby-Pro おすすめリンク↓
http://www.baby-pro.co.jp/link.htm






いろいろな組み合わせ例を示してみましたが、当サイトのユーザー様には「パターン1」から「パターン3」あたりが良く見受けられます。皆さんよく勉強されて目が肥えてきた証拠かな、と思っています。

パターン9は、一時人気のあったパターンですが、普及にブレーキがかかってきた感じがあります。経済性に引かれて購入した方も多いのですが、イメージと実際の使い勝手が食い違いやすい典型的な例です。

新生児から6歳まで使えるカーシートが1台あれば問題ないように思いがちですが、実際には二人目や三人目の出産もあるわけで、都度、買い足しをしなくてはなりません。1台で6年近くも使うとなると、最後はボロボロと思ったほうがいいので、使用頻度が高い方は、踏まえて選択しましょう。

対象が1歳までのベビーシートも利用者が増えていますが、結構多くの方がベビーシートの次に、新生児対応のチャイルドシートを買いなおしています。今からベビーシートの需要はますます増えるはずなので、次をサポートする製品が品薄なのは残念です。当サイトでは、レーマーロード、キング、マキシコシプリオリといった幼児専用カーシートが大変に人気で、購入後の満足度も大変高い製品となっています。とかく、「兼用」「多機能」に目を奪われがちな日本人ですが、便利さと安全性はなかなか両立しないことを知って頂きたいと思います。







カーシートの利用を考えて車を買い換える方も冗談ではなくて本当に増えてきました。ますますワゴン全盛と言う感じ・・・。

セダンではベッドタイプを1台載せると、横に大人一人乗ることすら厳しくなる場合もありますので、ましてや二人以上子供の予定があれば、座席数の多い車でないと外出もままならないということになります。

 お子さんの誕生をきっかけに大きなワゴン車を購入したとしても中古車で年式が古い場合、最近のカーシートは仕様が変わっていて、取り付けできない場合があります。私ども専門家が立ち会えれば、いろんな裏技を駆使してどうにか使用可能な取り付けをしてあげられますが、遠方への通販ではそうもいきません。せっかく相談を受けたのに手を施してあげられなくて残念に思うことがあります。

ワゴン車の場合、座席数は多いですが、カーシートによっては適合する座席が2列目だけという場合もあります。3列目は補助的シートで条件が特殊なことが多いからです。2列目につけたとき、シートスライドは使えなくなります。キャプテンシートのウォークスルーもベッドタイプだとふさがってしまいます。3列目のシートへの乗り降りはどうなるか、検討する必要がでてきます。2列目がベンチの場合、変則なシート配分だったり、出入り口の確保のため、カーシートは1台しか付けられない場合が多いです。

さらに上のお子さんがすでにいる場合など、その子のカーシートはどこにつけるか、乗り降りに支障はないか、目は行き届くか、お世話はしやすいか、などいろいろ考えて決めないといけません。私も3人の子持ちですが、3つのカーシートを付けるとワゴン車もちっとも広く感じられないことに驚いたものです。

まぁ、結果的には「どうにかなる」というか「どうにかする」しかないので、心配をあおってもいけませんが、「3列シートなら楽勝」とは思わない方がいいです。簡単にまとめると3列シートの車の場合は下記の点を重視しましょう。

・3列目にもチャイルドシートが取付けできるサイズがあるものを選びましょう。
・2列目は、3列目へのアクセスが容易にできるような工夫のあるものを選びましょう。


(車メーカーの人が読んでくれてますなら、今以上に汎用カーシートの適合を高める努力をお願いします。カーシート先進国のヨーロッパでも、なかなかISO-FIXは普及していません。ハーネス固定のチャイルドカーシートは、まだ当分の間、市場を圧倒しているでしょうから、癖のないベルトレイアウトが望まれます。特に座面途中から出ているシートベルトはカーシートの取り付けにとても不自由です。子供のセキュリティを高めることは車メーカーにとっても大切なことのはず。有効長230センチ程度のしっかり長めのシートベルトと、チャイルドシートを後ろにひきつけられるレイアウトを全車に採用頂けますよう、切に願います。)





ベビーシート・チャイルドシート・ジュニアシートといった言葉自体、よく分からないという方は、下記のページにて説明をしています。No.0054 Question が参考になるでしょう。

Baby-Pro FAQコーナー↓
http://www.baby-pro.co.jp/faq/faq.cgi?Category=seet01

購入はトップからショッピングページにお入り下さい。↓
http://www.baby-pro.co.jp/

(このレポートは2005/11月に作成されたものです)

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