Baby-Pro 特選 失敗しないチャイルドシートの選び方
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Baby-Pro REPORT(27)
[失敗しないチャイルドシートの選び方]
Part2

  

 チャイルドカーシートは、製品単独で考えるのではなく、家族計画や、
使用する車によって、適切な組み合わせを考えなくては
時として無駄な買い物をしてしまうことがあります。

製品の性能や個性も踏まえて、いくつかのおすすめパターンを紹介します。

パターン8
< ベビーシート+チャイルド・ジュニア兼用シート>
快適性★★★☆☆
経済性★★★☆☆
Baby-Proのおすすめ度・・・★★★☆☆
 Baby-Proのおすすめポイント
・使用の都度取り付け作業はいるけれど、子供を寝かせたままどこへでも
移動できるベビーシートの便利さを試してみたい方へ
・幼児期以降は、経済性や合理性を優先して、兼用タイプで済ませい方へ
・小学生などの大きな体をサポートするのに充分とは言えなくても
法的義務がある6歳未満の利用が快適に出来れば十分と考える方へ
新生児〜およそ12ヶ月・最大15ヶ月 

例 レーマーベビーセーフ SHR2 
 
マキシコシ カブリオフィックス
 
マキシコシ ペブル
     
 
 
1歳〜11歳
 
アップリカ ユーロハーネス

コンビ ジョイトリップ
 
 エールベベ スイングムーン
     

子供を寝かせたままで移動できるベビーシートは、お出かけに重宝します。特に2人目3人目をお考えなら、生まれたばかりの子供も一緒に連れて出かけなければならない機会が増えますので、どこに行ってもラックごと一緒に運ぶようなもので、子供が増えるほどに役立つシートです。


チャイルド・ジュニア兼用シートは、ベビーシートから移行するチャイルドシートとして、あるいは新生児対応チャイルドシートを持っている方が、年子の誕生で2台目のシートとして購入するのに適した製品です。

インパクトシールドと言われる大きな前あてをジュニアシートにドッキングさせてチャイルドシートとするタイプは、このあとの[パターン12]で紹介しますが、あまりおすすめではありません。小さなお子さんを無理なくしっかりサポートするには上記のように5点式ハーネス(ベルトで両肩、両腰、股を拘束するタイプ)が理想です。安全性も高くなりますし、ホールド性も高く、子供にも違和感を与えません。

幼児期の快適さを優先するなら、子供を乗せたままのリクライニングが容易なカーメイト エールベベ スイングムーンがお勧め。座面と背もたれが一体となってリクライニングするので、眠ったしまっても姿勢保持が容易です。

アップリカのユーロハーネスもどちらかというと幼児期重視。アメリカグレコ社のOEMですが、ファブリックはアップリカのデザインで品質感が向上。価格重視ならグレコ社製を選ぶと同じ機能ながら安価に購入出来ます。

汗対策を重視するなら、コンビ ジョイトリップがお勧めです。これほどファブリックから本体構造まで、本格的に蒸れ対策をしているチャイルドシートはかつてありませんでした。日本で売るなら、海外メーカーもこうした工夫を取り入れていって欲しいものです。ジョイトリップは、基本的にジュニアシートの構造なので、リクライニングはさせられません。姿勢を起こして使用してこそ安全が保てるので、踏まえてご利用ください。
ジョイトリップは横方向に余計な張り出しがないので、コンパクトな物をお探しの方にもお勧めです。

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パターン9
<
予算重視の新生児兼用チャイルドシート+ジュニアシート>

快適性★★☆☆☆
経済性★★★★☆
Baby-Proのおすすめ度・・・★★☆☆☆
 Baby-Proのおすすめポイント
・経済性重視の方へ

新生児〜4歳

イス型 カーシート
(例 リーマン ネディS)
3歳〜12歳


ジュニアシート
ハイパックジュニアツアラーエアー

ヨーロッパ基準に沿った新安全基準の認可を受けたものが、すでに各メーカーから出揃って、2012年7月以降は販売されているすべての品がそれらに入れ替わりますが、リーマンというメーカーは新基準への対応がとても早かったメーカーです。乳児幼児兼用チャイルドシートをどのように作ったら新安全基準に適合できるか、そのベースになる仕組みをいち早く製品化して市場に出してきました。

日本ではコンビやアップリカというベビー用品総合メーカーがとても人気で、カーメイト、リーマンといったメーカーは2番手のイメージがありますが、基本的な安全性は安全基準の底上げで、とても高いものになっていますので、以前のように知識がないと、危険な物を買ってしまう、という危惧はなくなりました。

また、カーメイトのチャイルドシートは、とてもシンプルで軽量ですので、移動が楽で、しかも安価です。車への付け外しが頻繁な方、実家用のセカンドシートとして買う方、後の出産の予定がなく、最小限の出費で抑えたい方などは、カーメイトの廉価なチャイルドシートが魅力に映ると思います。

1歳頃までの利用は進行方向後ろ向きで使用しますが、その際に取り付けに使用した車のシートベルトが、ドアの開口部を斜めに横切りますので、ドアを開けての乗せ降ろしがしにくいです。反対側から子供を抱きかかえて乗車し、キャビンの中で子供を乗せるスタイルになります。従って、双子をセダンの後ろ座席に2台付けたいといった利用方法は出来ないことになりますから、そこだけはご注意ください。

また、子供を乗せたままのリクライニングは出来ません。リクライニングを調整した場合は、取り付けたシートベルトが緩むことがありますので、都度締め直してください。

回転機能だとか、リクライニングだとか、高級感だとかが必要ない方は、こうしたシンプルな製品も選択肢に入れてみましょう。

リーマンのチャイルドシートは、パミオウーノやソシエシリーズの方が上位機種でもっとも早くからヨーロッパ基準に適合し、インナークッションを厚くしたり、イタリア サベルトのバックルを使用するなど、安全により配慮しています。


移行期ですが、体重15〜16キロで、背もたれ付きジュニアシートに移行すると良いでしょう。手軽さという意味で、同社の「ハイパックジュニアツアラーエアー」を組みあわせてみました。理想的なのは小学生の間中、背もたれ付きで使用可能なサイズの余裕があることですが、ハイパックジュニアツアラーエアーはややコンパクトなので、体重25キロで背もたれを外さないといけません。胴体や頭部の保護も浅いですから、側面衝突対策などは多くを期待できませんが、とにかく安さを考えたら充分見合うものでしょう。法規上使用義務のある6歳未満の使用については、背もたれ付きで使用できますから、それでいいという方も少なくないでしょう。

リーマン 製品ラインナップページ
 (Baby-Proでは現在取り扱っておりません)

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おすすめパターン10
<
ベビー・チャイルド・ジュニア兼用 ロングユースカーシート>
快適性★★★☆☆
経済性★★★★★
Baby-Proのおすすめ度・・・★★☆☆☆
 おすすめポイント
・1台で、法的な義務期間を全部まかなえるチャイルドシートが欲しい方へ
・長い期間、5点式のハーネスでしっかりサポートできるものを希望の方へ
・ベビーシートのように子供を寝かせたままの移動はできないけれど、
常に車に固定されている方が安心して使えるという方へ
・日本的な丁寧な造りこみに魅力を感じる方へ
新生児〜7歳

  
ベビーシート・チャイルドシート・ジュニア兼用タイプ コンビ マルゴットS

新生児から学童の入口あたりまでカバーするとても便利なカーシートです。従来から類似品はありましたが、チャイルドシートの安全基準が厳しくなって、認可のとれるものが激減しました。現在お勧め出来るものは、コンビのマルゴットシリーズです。

一番のウリは、通常、体重18キロを超えたら、5点式のハーネスを卒業して、車のシートベルトを直接使用するジュニアシートに移行するのですが、このマルゴツトは、18キロを超えて25キロまで、5点式ハーネスで使用し続けることが出来ます。

一般的にジュニアシートというものは、半ば大人扱いのシートなのです。自由度が高く、勝手に抜け出そうと思えば簡単に出来ます。シートベルトを勝手に緩めたりといった悪戯なく、行儀よく乗っていてくれる場合に、その効果が発揮できます。どうしても、まだ子どもの理解が及ばないと感じる親御さんにとっては、このチャイルドシートのように、長く5点式で使用できるものは、事故時のサポート性能が高まり。安心でしょう。(ただし、5点式なら自分で抜け出せないというわけではありません。また、回転機能もリクライニングもありません。)

小さな赤ちゃんから、小学生までを一つの筐体でサポートしようというのは、基本的には無理があって、完璧は求められませんが、実際の商品はなかなか良くできていて、お勧めできるものに仕上がっています。はやくから体がとても大きくなってしまった赤ちゃんでも心配なく乗れる余裕があるのもいいところです。せっかく安全志向でベビーシートをお勧めしても、すぐに狭くなってしまったという声を聞いたり、4歳までの幼児用チャイルドシートが、3歳で小さくなってしまったとか、買い替えのたびに商品選びに頭を悩ませる、といった様子を聞いたりすると、案外この手のオールマイティタイプも良いかなと思います。

兼用ゆえ、どの時期にも厳密にはフィットしないというジレンマはあります。Baby-Proのお勧めは、<パターン1>〜<パターン4>に該当するようなヨーロッパスタイル。それが覆ることはありませんが、あまりこだわりのない方には、お勧めカテゴリーです。ややこしいことを考えなくて良いですし、コンセプトが合理的で経済的なので、日本人向きの製品といえるでしょう。

 
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パターン11
< キャビンスペースが特に狭い場合の選択 >

快適性★☆☆☆☆
経済性★★★★★
Baby-Proのおすすめ度・・・★★☆☆☆
新生児〜4歳


小型イス型チャイルドシート
例 コンビミニマグランデ
3歳〜12歳

ブースターシート

コンビのミニマグランデは、とてもコンパクトな筐体でベビーシートをイメージさせるようなスタイルです。回転機構や、リクライニングなどの付加機能をことごとく取り去って、重心も低くして、小さな車に使用しても、やみくもにキャビンスペースを狭くすることがありません。それはつまり事故時に大切なセーフティスペースを広く確保することに繋がります。

新生児から4歳未満まで使用可能となっていますが、他のチャイルドシートよりは一回り小さい印象。大柄なお子さんでは、4歳近くまで使用すると、かなり体があふれる感覚になるでしょう。それでも、車が小さくキャビンが狭い場合は、この商品が助かると思います。取り付けスタイルとしては、パターン10のリーマンのチャイルドシートに近いものです。

キャビンが狭いという前提でいくと、ジュニアシートもかさばらないものがいいでしょう。上記のジュニアシートは背もたれもない簡便な物ですが、15キロ以上から使用可能。写真は、アップリカ マシュマロジュニアーサーモですが、アップリカらしい丁寧な造りで、クッション性もいいですし、通気性もあります。

背もたれがないジュニアシートの場合、肩ベルトが首にかからないように、子供は姿勢良く座っていなければ、事故の時に体を守れないのですが、背もたれがなければ眠ってしまった時などに、どうしても姿勢が崩れてしまいます。ここで取り上げたのは、推奨するのではなく、都合があって最小限のもので済ませなければならない場合に限られるものです。


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注意の必要なパターン 12
< ベビーシート+チャイルド兼ジュニアシート>
Baby-Proのおすすめ度・・・★☆☆☆☆
新生児〜1歳


ベビーシート
1歳〜11歳

チャイルド兼
ジュニアシート

ベビーシートはヨーロッパを中心に大型化し、カテゴリーでいうところの「0+」という13キロまで使用可能な物が一般的となっています。それは、頭部を守る深い形状、1歳頃までをきちんとサポートできるサイズが必要という認識です。

しかし、あいにく日本ではまだまだ頭部が浅く、生後半年くらいでかなりいっぱいになってしまうサイズのものもまだ出回っています。コンパクトな方が、適合する車両も多くなるため利点もありますが、適合するなら、レーマーやマキシコシのベビーシートのようなシェルの深いベビーシートがお勧めです。

小型のベビーシートの場合、生後9ヶ月くらいまでが精一杯なので、早々に次のチャイルドシートに移行したいものですが、次に移行するチャイルドシートが、右図のような大きなインパクトシールド(胸当て)を使用している「幼児学童兼用タイプ」のチャイルドシートですと、実際に9キロ前後で使用開始すると、インパクトシールドに体が埋もれて快適ではありません。また背もたれ角度も、ベースがジュニアシートなので、立ち気味に使用しなくてはならなく、眠ってしまったときにやや不自由します。

体が小さいと、骨盤拘束が出来ず、事故時に腰が潜ってしまって、腹部圧迫の問題も生じます。腹部圧迫のデータをチャイルドシートアセスメントで検証を始めてから、思いがけずこれらの問題が露呈して改良を余儀なくされたモデルもあります。

したがって、なるべくベビーシートを長く使用して、移行するようにするか、インパクトシールドタイプではなくて、5点式ハーネスのチャイルドシートを選ぶようにしましょう。

さらに、理想的なことを言えば、やはり幼児用チャイルドシートと学童用ジュニアシートは別々に用意するのがベストです。



注意の必要なパターン 13
< 旧基準チャイルドシート+ブースターシート>
Baby-Proのおすすめ度・・・★☆☆☆☆
新生児〜4歳


旧基準の乳児幼児兼用チャイルドシート
〜4歳〜


簡易ジュニアシート

2012年、すでに旧基準のチャイルドシートは市場からほとんど姿を消していますが、リサイクルや友達からの譲り受けでチャイルドシートを使用する場合、注意しないとかなり安全性を損なうチャイルドシートがあります。車への取り付けがしにくく、重心が異様に高くて不安定なチャイルドシートといった感じです。

ヨーロッパ基準に適合していない旧基準のチャイルドシートの場合、取り付け精度が曖昧になりやすいものが多く、ユーザーがかなりシビアにしっかりと取り付け作業をしないと、十分な姿勢制御が出来ないものがあります。2003年の安全基準の改正前のものだったらさらにその傾向は顕著です。そこを踏まえて、厳密な取り付けを心がけましょう。

3〜4歳からは背もたれなしの腰下だけのブースターシートが使用可能になります。パターン11でのご案内と同じですが、腰下だけのブースターシートは、きちんとお人形さんのように座っていれば、それなりの安全性を示してくれますが、じっとしてないお子さんのこと、また、眠ってしまった時のサポートも全くないので、上半身が崩れやすく、高い安全性は望むのが無理というもの。手軽さが併せ持つリスクも考えて割り切った利用をしなくてはなりません。





注意の必要なパターン 14
< ベスト型チャイルドシート>

快適性★☆☆☆☆
経済性★★★★★
Baby-Proのおすすめ度・・・☆☆☆☆☆
9ヶ月〜6歳


ベストタイプ チャイルドシート

ベストタイプのチャイルドシートというのは、その仕組み上、一般的なチャイルドシートのような安全性を発揮することは難しいと思います。座面も背もたれもないので、重心が最高に低く、キャビン内でのセーフティゾーンも、とても広いわけですから、本来、アセスメントなどでも優位なデータが出ても良さそうなものですが、過去のデータでは、この種の製品の多くが、高い腹部の圧力を計測しており、Baby-Proでは取り扱いをしてきませんでした。
 <携帯や予備のシートに最適なチャイルドシート>

そうはいっても、こうした簡易な製品が必要なケースもあるでしょう。ベスト型ではないものの、非常に簡便なスタイルの「トラベルベストEC」という製品が、新安全基準をパスして、日本育児から販売されています。

体重9キロから18キロまでが対象。極限の簡易型ですが、新安全基準の認可を受けていることから、必要な安全性は備えていると言えます。旅先、里帰り先、タクシー利用時など、チャイルドシートを使用しないことによって、事故時の車外放出などで重大な怪我を負う事態を避けることが出来ます。子供の友達を乗せたい時などの予備のシートとしても、持っていると役立つシーンがあるかもしれません。

ただし、一般的な幼児用チャイルドシートと比べると、固定性や安定性は欠けますので、あくまで、臨時的な使用をお勧めします。座席との相性もあり、上手に取り付けしても、傾いたり、グラグラしたりと、安全を重視する方にはお勧めするものではありません。

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楽天でトラベルベストEC
 
コラム
    


 ここで紹介した「組合せでの商品選択」というのは、基本的な知識の一つでしかありません。具体的な商品の選択には、いろいろな商品の解説や、FAQもごらん頂き、より知識を深めてください。

 また、購入したいカーシートがいくつか選べたら、まずは適合確認をしましょう。せっかく購入したのに付けられなかったなんて失敗は絶対避けたいですからね。各メーカーのHPや適合確認ページは下記のおすすめリンクページからどうぞ。

Baby-Pro おすすめリンク↓
http://www.baby-pro.co.jp/link.htm






いろいろな組み合わせ例を示してみましたが、当サイトのユーザー様には「パターン1」から「パターン4」あたりが良く見受けられます。皆さんよく勉強されて目が肥えてきた証拠かな、と思っています。

新生児から6歳まで使えるカーシートが1台あれば問題ないように思いがちですが、実際には二人目や三人目の出産もあるわけで、都度、買い足しをしなくてはなりません。1台で6年近くも使うとなると、最後はボロボロと思ったほうがいいので、使用頻度が高い方は、踏まえて選択しましょう。





< 育児をふまえた車選びについて >

チャイルドシートの利用を考えて車を買い換える方も冗談ではなくて本当に増えてきました。子供は小さくても、チャイルドシートを取り付けることで、一人分のスペースは確実に取られてしまいます。通常の後部座席の3人用でも、チャイルドシートを取り付ける場合は2台までが限界です。よほど無理をしないと、3台はとりつけられません。1台はベビーシートであったり、ブースターだったとしても、快適な利用は難しいでしょう。

それに、出来れば授乳やおむつ替えのスペースも余分に欲しいですから、人数分を超える座席数が欲しいものです。そういう意味で、ファミリーカーにワゴン車が増えたのは必然とも言えるでしょう。

ベッドタイプについてですが、後部座席が2人用座席でも、ベッドタイプを1台載せると、横に大人一人乗ることすら厳しくなる場合もありますので、フラディア以降の新しい設計のコンパクトな物が良いでしょう。3人用座席で、ベッドタイプ1台と大人1人という使い方が無難です。

お子さんの誕生をきっかけに大きなワゴン車を購入したとしても中古車で年式が古い場合、最近のカーシートは仕様が変わっていて、取り付けできない場合があります。私ども専門家が立ち会えれば、いろんな裏技を駆使してどうにか使用可能な取り付けをしてあげられますが、遠方への通販ではそうもいきません。せっかく相談を受けたのに手を施してあげられなくて残念に思うことがあります。

ワゴン車の場合、座席数は多いですが、カーシートによっては適合する座席が2列目だけという場合もあります。3列目は補助的シートで条件が特殊なことがあるからです。2列目につけたとき、シートスライドは使えなくなります。キャプテンシートのウォークスルーもベッドタイプだとふさがってしまいます。3列目のシートへの乗り降りはどうなるか、検討する必要がでてきます。2列目がベンチの場合、変則なシート配分だったり、出入り口の確保のため、チャイルドシートは1台しか付けられない場合が多いです。

さらに上のお子さんがすでにいる場合など、その子のカーシートはどこにつけるか、乗り降りに支障はないか、目は行き届くか、お世話はしやすいか、などいろいろ考えて決めないといけません。私も3人の子持ちですが、3つのカーシートを付けるとワゴン車もちっとも広く感じられないことに驚いたものです。

まぁ、結果的には「どうにかなる」というか「どうにかする」しかないので、心配をあおってもいけませんが、「3列シートなら楽勝」とは思わない方がいいです。簡単にまとめると3列シートの車の場合は下記の点を重視しましょう。

・3列目にもチャイルドシートが取付けできるサイズがあるものを選びましょう。
・2列目は、3列目へのアクセスが容易にできるような工夫のあるものを選びましょう。






< 車のシートベルトの仕様の変化について >
 
1997年より前の設計の車は、シートベルトが短くて最近の新しい設計のチャイルドシートが取り付けしにくい場合があります。

それより新しくても、なかにはシートベルトの長さに余裕がないものがあります。

また、2010年ころより前の車はシートベルトにチャイルドロック機能がついていて、幼児用シートの取り付けには役立つものの、ベビーシートの取り付けには厄介な仕組みで、付け外しが面倒になる場合もあります。

理想は、座席上のシートベルトの長さが240センチ以上で、チャイルドロック機能が付いていないものです。2010年ころから以降、新規販売になった車種は、それらの条件を満たしているものが多いようです。






ベビーシート・チャイルドシート・ジュニアシートといった言葉自体、よく分からないという方は、下記のページにて説明をしています。No.0054 Question が参考になるでしょう。

Baby-Pro FAQコーナー↓
http://www.baby-pro.co.jp/faq/faq.cgi?Category=seet01


(このレポートは2012/5月に作成されたものです)

[失敗しないチャイルドシートの選び方]
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