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Baby-Pro REPORT(20)
[ 子育ての心のヒント ]

1.胎教に意味はあるの?
   →ママの心の平穏が一番の胎教です
2.まだこどもをつくるつもりじゃなかったんです
   →大丈夫。今がベストタイミングなのです
3.子供を産み育てる自信がありません
   →まわりの評価を恐れていませんか
4.泣くばかりの赤ちゃん。どうしたらいいのかわかりません 
   →もともと気弱な赤ちゃんもいるものです
5.わがままで乱暴なこどもに手をやいています
   →甘えることが足りてない子がいます
   →元気なサラブレッドには手を焼きます
   →親の鏡(夫婦仲はうまくいってますか)
6.乳幼児のしつけの目安
   →心の基盤ができてないと、しつけは身に付きません
7.こどもをいきがいにして頑張っています
   →それは本当の愛情ですか?
8.ともだちと遊ぼうとしません
   →一人遊びが大切な子供もいます
9.幼稚園を嫌がって泣いてばかりです
   →待つことと、信じることが薬です
10.ひどい癇癪持ちで困っています
   →食事もこどもの性格にかかわることがあります
11.こどもの障害に悩んでいます。
   →それも自ら選んできた課題です
 
 
Q1 胎教が大切といいますが、クラシック音楽を聞いたり、おなかの子供に
     話しかけたりというのに、いまいち馴染めません。そんなことに意味が
    あるのでしょうか。


胎教を考えるときに大切なことは、
赤ちゃんの体を、ママの体が包んでいるように、
赤ちゃんの心も、ママの心で包んでいるということです。

人は心の生き物です。

つわりに悩んだ方も多いと思いますが、
妊娠は、おなかの中に新しい赤ちゃんの肉体が育ち始めただけでなく、
ママの心の中に、新たな心が宿った瞬間でもあります。

ひとつの体の中に、ふたつの心が住むのですから、
心身ともに不調をきたしても仕方がありません。
それはそれは神秘的で神々しい営み。

物理的な妊娠だけでなく、
心も身ごもっているということを知っていてください。





ママが楽しく日々をすごしていると、
胎児にもその気持ちがダイレクトに伝わります。

道具をつかって話しかける必要はありません。
ママの声は体内で響きますから、お話しただけで心地よく響きます。

でも、赤ちゃんは言葉を理解しているというよりは、
ママの心に反応しています。

ママが笑うと、子供もおなかの中で動いて、
一緒に喜んでいるのを感じるママもたくさんいらっしゃるでしょう。
「外の世界は楽しそうだな」と胎児も感じ、生まれることを楽しみにします。

ママがつらい日々をすごしていると、おなかの中の胎児は、
「外にはなんだかいやなことがありそう」と感じて、
生まれることに不安を感じることもあるようです。

クラシック音楽云々ということよりも、
心がリラックスできる環境を作るように心がけることは
とてもよいことだと思います。

目安は「優しい気持ちになれること」です。

ヒーリング音楽に浸ってみたり、
きれいな絵を飾ったり
ペットをかわいがったり、
草花を育てたりするのもいいでしょう。
(好きだからと言って過激な趣味は、赤ちゃんがよろこぶか、よく考えてみましょう。)

これらのことは、パパや周囲の人たちにも、ぜひ知っておいて欲しいと思います。
手助けがないと、ママも心からリラックスできないからです。


早期教育は、バランスに注意しましょう。
人に一番大切なのは、学力ではなくて人格です。
一人の人間としての尊厳を大切にしてあげれば、その子に必要な
学力が不思議と自然と身にまとわりついてきます。
順番が大切です。



    



実際には、妊娠期を「心穏やかに」すごせる方は多くありません。
そんなに恵まれた環境はそうそうないものです。

直前まで、仕事を続けなくてはならなかったり、
周囲の理解がなかったり、
上の子の世話で、ろくに休息もとれない、といった方のほうが多いでしょう。

でも、大丈夫。

仕事が好きで、頑張りたいなら、
気持ちが前きだからストレスになりません。
頑張るママを胎児は応援しています。

育児や家事に忙殺されていても、妊娠や出産に迷いがなければ、
胎児は不安にかられません。

「心がつながっている」ということを考えると、
「平穏」であることも大切ですが、
もうひとつ大切なことはママの心に「迷い」のないことだと思います。

胎児はすべてを感じています。
だからごまかしはききません。
まっすぐに生きる素直さが胎教の一番の栄養です。

いろいろ書きましたが、大切なことは、
「赤ちゃんは、あなたのよき理解者」ということです。

基本的に赤ちゃんは全ての条件を知った上で、選んであなたの中に宿っています。
ママの全てを受け入れてそこにいる、愛、そのものの存在なのですから、
力むことなく、おなかの中にいるうちから、おもいっきり、なかよくなりましょう。


Q2 まだ子供を作る予定ではなかったのですが、できちゃいました。
     子供がうまれる実感がなく、気持ちが混乱しています。
     こんなままで子供が育てられるでしょうか。


そうなることが必要だから妊娠したのだと考えてみてください。

こどもは、親を選んで生まれてきます。

こどもは、自分にとってベストな親を選び、
ベストなタイミングを選んで宿りますから、
妊娠は常にグッドタイミング。

それによってできなくなった仕事や計画は、今する必要はないこと、
あるいは先でもっとよいタイミングがあるのだと考えてみましょう。
人生に無駄やロスはありません。
 
今は実感がなくても、それが、最高のタイミングであったことを
長い年月の後、知ることでしょう。

育児は、備品の準備はできても、心の準備はあまりできるものではありません。
自覚は後から得るものです。
そして、必要なものは、都度、子供が教えてくれます。
出産や育児を経て、一緒に育っていけばいいのです。

ただ、いいことばかりではないかもしれません。
時には「流産」「離婚」「障害」といった厳しい現実が襲うこともあります。

でも、それでさえも、常に必要だから起こることです。

心強いのは、
良くも悪くもこれらの運命は、親にとっても子供にとっても
必ず人生の役に立つということです。

だから、迷わずに、流れに身を任せるのが一番なのです。
考えるべきことは、ただ「受け入れる」という事実のみです。

何も心配いりません。
すべては順調です。

Q3 妊娠中ですが、自分に赤ちゃんがちゃんと生めるのか、
     ぜんぜん自信がないのです。
     しかもまわりは男の子を期待しています。その期待もとても重荷です。
 

男児偏重はずいぶん薄くなってきましたが、それでも男の子がいい、
いや女の子がいい、といった期待を無責任に言ってしまう人はいますね。
悪気はないのでしょうが、この期待は罪なものです。


こどもが欲しくても恵まれないカップルもいれば、
欲してなくてもできてしまうカップルもいます。

でも、人生には一切の無駄がありません。
どのような運命でも、それが、そのカップルに与えられた
必要なカリキュラムだと考えれば、前向きに生きられます。

子供ができることによって得るものも多いですが、
できないことによって得るものも同様に多いのです。

いくつになろうと、人は未熟な生命です。
自信をもてないことがあっても、不思議なことではありません。
出産や育児に不安があるもの、むしろ自然なことです。

けれど妊娠はいつも必然とともにやってきます。

それが無事な出産であろうとも、
悲しい別れであろうとも、
あなたたちに必要なことを告げていきます。

命は目的を果たせば、別れを告げます。
たとえ短い命であっても、その命は、
あなたや周囲に大切なものを残してくれるはずです。

男女の性にこだわっても、なかなか果たせないかもしれません。
けれど、それも「こだわりをなくすことの必要」を訴えているのかも、
と悟ってください。




「自信がない」というのも、見方を変える努力をしてみましょう。

「ちゃんと生んであたり前」
「みんなの期待の性の子を生めばいい出産」
そんなまわりの下世話な声を気にしていたら身が持ちません。

自信がないのは、こうした、まわりの評価が怖いからかもしれません。

子供はあなたを信じて、すべてをゆだねておなかの中にいます。
そっとおなかに両手をあてて、赤ちゃんを包んであげてください。

出産は、究極的には、自分のためでも、パパのためでも
ましてやおじいちゃんやおばあちゃんのためではありません。

あなたを信じてやってきた、
赤ちゃんのために産んでください。

あなたの赤ちゃんのために産んでください。

「自信がないなんて言ってられないね。」

そんな気持ちがわいたなら、あなたはすでにとてもりっぱなママです。


Q4 とにかくよく泣くんです。片時もそばを離れられません。
       どうしたらいいのでしょう。
 

生まれてしばらくは、闇雲な不安というものに赤ちゃんも襲われることがあるようです。

胎児期にあまりママの感情が安定していなくて、不安を持ったまま
生まれてきちゃったとか、ママが慣れない育児に不安が募って、
子供に感情が映っているといった、要因もあるかもしれません。

けれど、私はその子が持って生まれた性格が一番大きく影響していると思います。
ちょっと気弱な赤ちゃんなだけと考えて、愛しんであげてください。


ママも新しい生活に慣れず、イライラしがちと思いますが、
赤ちゃんはあなたを困らせようと思って泣いているのではありません。

「眠気」だって、子供には何かわからない「不安」なものです。
「空腹」だって、最初はなんだかわからないけど「不快」なんです。

親があれこれ原因を探って、おっぱいもオシメも問題なければ、
後はただ抱いてあげたり、寄り添ってあげるだけでいいと思います。

しばらくすれば、親も、ぐずり泣きか、本当になにか危険を感じているのか
泣き方で感じ取れるようになります。このあたりは感性をフル稼働しないと
いけませんが、頑張って身に付けましょう。

寝かしつけの時は、子供を縦抱きにして、
片手は下半身を支え、片手は肩から頭を支えて、
しっかり抱きます。

密着感が大切です。

姿勢がきつければ横抱きでもいいですが、
子供は概して首が据わる前でも縦抱きを好みます。

手足はできればあまり自由に動かないように腕で一緒に
抱きかかえるようにしてあげてください。くるまれている面積が
大きいほど、安心します。スリングを利用するものいいでしょう。

また、顔や胴回りは極力密着させてあげましょう。
子供が親と気持ちを通わせる「心のアンテナ」があるところだからです。

布団で寝かしつけるときも、目から額を手で覆ってあげたり、
おなかをそっとトントンしてあげると落ち着くのが早くなります。

優しい気持ちで手を添えると、ママの手もあったかく
熱を帯びてくるのがわかります。

手のひらも心のアンテナのひとつ。
そっと携えて、自分の気持ちを落ち着かせることが、
そのまま赤ちゃんにも伝わります。

寝かしつけのつもりが「自分が寝ちゃった」ということがよくあります。
単に疲れているだけでなく、お子さんの気持ちとシンクロしている証拠です。


生後半年も過ぎて、相変わらずよく泣く子は、おんぶが効果的です。
最近はおんぶをあまりしなくなりましたが、家の中だけでも
おんぶですごしてみませんか。

大変だけど、家事がストップしてストレスをためるより、
おんぶして家事を進めた方が気がラクかもしれません。
実際、すんなり泣きやませる近道でもあります。

おんぶは子供が最も安心するという「おなか」を密着させます。
適度な拘束感も子供には安心感となります。

子供はママと触れ合うことで、心の栄養を得ます。
おんぶをしっかりする親は、身体的には負担ですが、
見えないところでケガされたり、泣き続けられるより、
おんぶで安心して寝てくれるほうが気持ち的にずっと安心です。
そうした割り切りが子供にも伝わり、より赤ちゃんの心を落ち着かせるのです。

「絶対に泣き止むようしなきゃ」と頑張る必要はありません。
泣いていることがその子にとって単なる意思表現であることもあるのです。

いろんなことに感じるアンテナが敏感なのかもしれません。
それはやがて、センスとして花開くこともあるので、「感じやすい子なんだね」と、
やさしく触れて見守ってあげてください。

Q5 2歳の子供がいます。あそび方が乱暴で、手当たり次第に散らかします。おともだちのおもちゃも平気でとります。食事も座って食べることはありません。おこれば泣くし、とにかくわがままで、どうしたらいいかわかりません。3歳まではしっかり甘えさせた方がいいとも聞きますが、しつけはどの程度厳しくしたものでしょうか。 
 

おなかの中にいるときから、子供はいろんなことを感じて育ちます。
妊娠中は、心もママと融合していますから、ママの心・気持を感じながら育ちます。

生まれてからは、それまで包まれていたママの心が物理的に離れてしまうので、
抱かれることや、かまってもらうことで、安心感を得ます。

幼い時期に心がけるのは、不安を持たせずに、
生まれてきたこの世が、
楽しくて気持ちいい世界であることを知らせること。

心の基盤は「安心」によってのみ形成されるので、
とにかく子供が「安心する」ことを大事にしてあげてください。

「3歳まではしっかり甘えさせましょう」というのは、
そうした心の基盤の形成に3年くらいかかるという経験からいわれるのです。
その基盤が出来てからでないと、しつけを頑張っても身についていきません。


  

[ もっと甘えたい ]

子供がわがままで困るときは、3つのことが考えられます。

一つ目には、甘えたいのにうまく甘えられない場合

早くに下の子ができて、まだ甘えたい盛りなのに、
充分に甘えられないといったとき、その不安のはけ口として、
乱暴になったり、わざと親を怒らせて関心を引こうとします。

いわゆる「赤ちゃんがえり」なので、こういうときは、
下の子よりも上の子に手をかけるくらいの気持ちで、
しっかりスキンシップをとってください。

上の子に手がかかる場合、親がそれを理解して上の子の育児に取り組むと、
不思議と下の子はあまり手がかからなかったりします。
子供ながらに、その場の空気を感じて、気を遣うということが、
冗談でなくあります。子供の感性は、大人では理解できないほど優れているのです。



      


[ 元気なサラブレッド ]

次には、 心の基盤がしっかりできてきて、
とにかく生きる力に旺盛な子供の場合
です。
いわゆる「やんちゃな子」です。

「わがまま」というと、いい言葉ではありませんが、
文字の意味をそのままとると、
「我が想いのなすがまま」ということです。

気持ちがストレートに出ている状態で、ある意味、
萎縮することなく生きている「元気な」お子さんです。

「いつもそばにママがいる」「自分は大切にされている」という安心感から
心の基盤を上手に形成してきた子供は、何事にも興味を持ち
躊躇なくトライします。

子供の頃、手が付けられなかった乱暴のものが、案外大人になって
大物になることは珍しくありません。

自分達、親の感情が落ち着いて対処できている場合は、

「元気なサラブレッド」を授かった

と思って、おおらかな気持ちでも見守りましょう。


「それでも、多少しつけはしないと」と思われるでしょう。

この頃のお子さんは、理性的にルールを教えてもわかりません。
おこられてばかりいると、恐怖が重なって、萎縮してしまい、
せっかくの資質が損なわれるともったいないです。

だけど、感性は大人以上に豊かですから、ママが気持ちでうったえることが
地道に効いてきます。

「こうするとママがかなしむ」
「こうするとママがよろこぶ」

そんな体験が徐々に子供に分別を付けさせていきます。
慌てずに地道にルールを教えていきましょう。

また、気持ちが外向きな子供は、いろいろなところでぶつかります。
危ないものを触って怪我をすることもあれば、おともだちとけんかばかりの
こともあるでしょう。

けれど、そうやって、「心のまま」を出して、ぶつかることは多くの学びを生みます。
おとなしくて萎縮している子供よりは、多くを学ぶ子供なのだと、
前向きに考えてください。



  


[ 親の鏡 ]

もうひとつは、
親の気持ちが乱れていて、感情が伝染している場合です。

親が自分自身の生活を振り返って見てみましょう。

夫婦仲良くしてますか?

一人で頑張っていて、むなしくなっていませんか?

育児に振り回されて、楽しむ気持ちを失っていませんか?

子供はママの気持ちを代弁しているだけかもしれません。
育児の不安が、パパへの不満になり、はけ口がないままに
鬱積してくると、子供はそのすべてを映し出します。

こんなときは、パパに素直に甘えてみるのがいいと思います。
男性は子供みたいにすねますから、不満をぶつけてもいいことはありません。

妻としてというよりは、女性としてご主人を頼りにしてみてください。

このとき気を付けたいのは、乳児期の赤ちゃんは、二人の親を必要としない
ということです。ママならママ、(今は専業主夫のパパのいるようですから
その場合にはパパが、)代表して寄り添ってください。

パパにママと同じように育児参加してもらうのではなく、
ママが子供に愛情をそそぐ分、
パパはママに愛情をそそぐ、
という図式が理想かな、と思います。

頼られると実力以上に見栄はって頑張るのも男性にありがちな良いところです。
男女の立場が逆の場合もあるでしょうが、要は互いに尊重して、頼り頼られることが
いい夫婦関係となり、必ず子供の心に反映します。

こんな風にきれい事にはいかないでしょうが、一旦はぐちゃぐちゃの
言い争いになったっていいでしょう。落ちれば後は上がるだけです。
雨降って地固まった夫婦の子育ては味が出てきます。

そしてこの、夫婦の問題で子供の気持ちが乱れているときの
問題解決は早いです。
子供の心はストレートに親の心とつながっていますから、
親の側で、ふとした決意や、理解があると、すぐに子供に反映します。
その変化の速さに驚かされることでしょう。

思いあたる方は、家族の絆を不思議体験できるチャンスかもしれません。
伴侶への上手な甘え方を練ってみてください。


  



Q6 こどもは甘えさせた方がいいとか、あまやかすから、いつまでも自立しないとか、いろいろなことが言われ、育児の方針が決められません。
 

とりあえず、3歳くらいまでは、大人の理屈は理解出来ないと思っていたほうがいいでしょう。かといって、何をしてもいいわけではありません。
人としてのルールはきちんと教えつつ、それができなくても、
くり返し言い聞かせ、暖かい目で見守るということです。

こどもに悪影響をあたえるのは、こうした幼い子供のいたずらに、
親がキレて逆上することです。
言葉がたらず、理解が及ばない子供でも、感性は大人以上に鋭いので、
親の気持ちが、こどもの心を萎縮させてしまうことがあります。

日々萎縮して育っていくと、たとえ3歳を過ぎても、
たましいはびくびくと弱さを持ったままとなることがあります。
逆に親の穏やかな保護のもとで育った子は、3歳より前に心の基盤を確立します。

こうした個人差を見定める必要はありますが、およそ3才以降は、
親の言葉を理解し、注意する能力が身に付きます。
人に迷惑をかけるような言動には、きびしくいさめることが大切になります。

ただ、子供の心をいきいきと育てるには、きびしさばかりを教えるより、
喜びを教えることの方が数段、質のよいしつけとなります。

こどもにとって親は絶対的な存在なので、親からほめられることは
最高の幸せです。しかられて覚えたことはトラウマになります。
ほめられて覚えたことは、生きる力となります。
自分は認められている、というおぼろげな自覚がこどもに芽生え、
いろいろな新しい挑戦をするエネルギーとなります。

怒ったらいけないなんてことはいいませんが、
その気持ちが愛情であり、自己満足や世間体ではないことを
自問しながら、こどもと接しましょう。

ちなみにこどものしつけは12歳ないし、遅くても中学生いっぱいと言われます。
表向きの自立は、成人式よりずっと後ですが、
人格の基礎部分は小中学生の頃で出来上がってしまいます。

あとは、親は経済的なスポンサーにはなれますが、学ぶものは
本人の資質が、選び、吸収していきますから、
親の言いなりにはなりませんし、ならないくらいの方がいいのです。


Q7 こどもが生まれてからは、なにもかもがこども中心の生活です。パパはちっとも役に立たないし、出張ばかりで、母子家庭みたいになっています。結婚した時は、こんな風になるとは思っていませんでしたが、今ではこどもが生きがいになりました。子育てに一生懸命になるのはいいことですよね。
  

こどもは大切な命です。育児には賢明な努力が必要ですし、
頑張れば頑張るほど、こどもの成長というご褒美がもらえます。

しかし、こどもに愛情を注いでいるつもりが、こどもに依存してしまって
いないか、関係を客観的に見れるように、いつも注意してください。

こどもは、よきパートナーとして親を選んで生まれてきます。
こどもは自分のたましいを磨くために、あなたに手伝ってもらいたいのです。
そして、あなたもまた、こどもと一緒に自分のたましいを磨こうとしている存在です。

こどもは、やがて親元を離れて、心身ともに自立するときがやってきます。

精一杯かかわりながらも、親の側も心の自立はしていないと、
それがこどもの就職、結婚といった発展的な別れであっても、
心のどこかでそれを悲しみ、妨げることになります。

これは親の自滅です。

心がひとり立ちをしていることは夫婦関係にも大切ですし、
親が、子供のひとり立ちを助けてあげられる条件ともなるでしょう。
夫婦においても、親子においても、「依存」はいつの日か「負担」となります。


Q8 赤ちゃんサークルに通っているんですが、ほかの赤ちゃんに近づこうともしません。兄弟がいないから、少しでもおともだちとのふれあいをつくってあげたいのですが、これでは家にいるのと同じ。よい方法はありませんか?
 

いろいろな人とのふれあいが大切なことをわかっている親御さんだから、
そうしたサークルにも積極的に参加していらっしゃるのだと思います。
前向きでいいことだと思います。

けれど、赤ちゃんは親のコントロールで性格が形成されるものではありません。
ともだちが多いことに喜びを見出す子もいれば、
ひとりで過ごすことの方が落ち着く子もいるのです。

その子の気質は、ある程度固定されて生まれてきます。
ものおじせず、お友達をつくっていく子を見るとうらやましく感じるかもしれませんが、
無理は禁物。

よその子のことは考えず、この子がうれしそうにすることを、
見つけてあげてください。ママのそばで一人遊びに夢中になっているなら
それがその子にとって大切なことです。

子供がいきいきと時間をすごせることを、見つけて見守ってあげることが
親の役目であり、子供の生きるエネルギーになります。

ママと二人の時間がよろこびになるようなら、しばらくそうした時間に
おもきを置いて、先にもお話したように、心の基盤をしっかり作ることを
大切にしてみましょう。その方が、あとあとスムーズに手を離れます。


Q9 子供が幼稚園に行ってくれません。強引に連れて行っても泣くばかりです。
     先生が子供を抱きかかえてくれて、無理やり離れるのですが、
     こんなことを続けていていいのか心配です。
 

スムーズに幼稚園・保育園に行ってくれると助かりますね。
うちの子も人並みに育っている、と安心もするでしょう。

でも、つまづいたからってなにも心配はいりません。
それぞれの個性がありますから、いやなことはいやだと
泣いて表現できるだけ、マシです。

いやなんだけど、どう表現していいかわからない子もいます。

いやなんだけど、親に気を遣って頑張っている子もいます。
生まれながらにして、心のアンテナが鋭い子がいます。
アンテナが鋭いのに、心の弱い面を併せ持っていると、
親の顔色をうかがう子になります。

 「幼稚園にはきちんと行くものだ」
 「休んじゃいけないんだ」

生真面目に頑張ってしまう子供は、気の毒です。
だまっていても、いろいろな葛藤をしているかもしれません。




泣いて知らせてくれる子は、まだマシです。
心の中を表現するすべを知っているので、親も対処ができます。

といっても、何をどうすればいいのかわからないかもしれませんが、
ともかく第一は、こどもの「安心」を確保してあげることです。

親のもとを離れ、大勢のこどもの中に群れるのは、
とても勇気のいることです。

「誰もができることではないんだ」
という部分にまず土台をおきましょう。

赤ん坊の頃からしっかりと親に甘えて、愛情を注がれたこどもは
順調なら心の基盤ができて、外への興味の芽を発芽させます。
そこに至るまでずいぶん手間がかかったこどもでも、
親との信頼関係ができていれば、勇気を持って新しいことにトライできます。

内側が固まってからでないと、外を向くことはできないのです。


親が、小さい頃から甘えに対して異様に厳しかったり、
兄弟がいて、甘えるタイミングを逃してしまった場合、
心の育成が弱くて、気持ちではわかっているのだけれど、
頑張れない、という場合があります。

こうした子供は、どうしても消化しきれない親への甘えが、
数年、数十年経ってから、発現することが珍しくありません。
そのタイミングが保育園の入園だったり、小学校の入学だったり、
時には就職の時だったりします。

大きくなって噴出すと引きこもりになってしまうかもしれません。
保育園ぐらいで、気付かせてくれたならありがたいでしょう。
こどもは今、親の絶対の愛を再確認したがっています。

「いやがってるのに、はなれていくのはなぜなの?」
「このまま、むかえにきてくれないんじゃないの?」

そんな不安に、親はきちんと向かい合って、
あわてず、いそがず、こどもが納得してくれるときを
待つのがいいと思います。



生まれながらにして、精神のレベルが高い子どもがいます。
こういう子供は、どことなく大人びていたり、無邪気に遊べず、
ともだちができにくかったりします。

当然、保育園や幼稚園でも居心地が悪いので、
登園に積極的ではありませんし、園の活動も拒否することがあります。
精神の高さに対して、自分の実際の能力が伴わないので、
自分自身はがゆく、のびのびと過ごせないのです。

また、こどもには大人に見えない「気」を感じて、
気持ちがのらない場合もあるようです。
人ごみの中は、大勢の人の「気」が混ざり合い、
その中には、災いをもたらす邪気も混じっています。
敏感な子は、それらの「気」が負担となり、頭痛や吐き気、
発熱を起します。

家に帰ると元気になるので、仮病か?、大人はいぶかしげに見ますが
その場所が持つ「気」に馴染めず、家や家族の馴染んだ「気」に包まれると
元気を取り戻すのです。
こんなこともあるので、けっしてこどもを疑わないでください。


  


Q10  癇癪がひどくて、手をこまねいています。
      何か原因があるのでしょうか。

母乳育児の専門家 友廣先生に伺った際に聞いた話で、
興味をひくお話が聞けたのでご紹介します。

首がすわったばかりなのに、泣き出すと体を激しくそらせたり、
足を突っ張ってすごい力を出すお子さんがいます。

成長には個性がありますので、それはそれで成長の
早いお子さんということで良いのですが、
かんしゃく持ちだったり、落ち着きがなく、
度を越した激しさを伴うときは、
栄養面の工夫も考えると良いそうです。

もしも母乳育児の場合、ママが主食控えめで、
副食中心の食生活の場合、上記のようなお子さんが多くなりがち。

副食は肉料理がメインとなり、動物生タンパク質が多いため、
母乳にもその影響があり、赤ちゃんの成長の早さとともに、
性格面でも「激しさ」が出るということです。

主食中心にご飯、パン、野菜など、植物性の食事をメインにすると
落ち着きを取り戻すことが多いそうなので、該当する場合は、
ママの食生活から見直してみると何か発見があるかもしれません。
効果があるときは、2週間程度でわかるそうです。

離乳食を選ぶときも、
栄養がありそうということで、早くから
動物性タンパク質のものを、与えたくなりがちですが、
穀類・豆類など植物性のもの中心にすると、
消化器官に負担がかかりませんし、
成長のバランスを崩さずに済むと思います。


  


ある幼稚園で、叩く、かみつくといった乱暴さを持った子供たちに、
ご飯とみそ汁、漬け物に限定した食生活を2週間、親の協力を得て
コントロールしてみたところ、9割のお子さんで、激しさが少なくなり、
落ち着いてきて、関係者も驚いたそうです。

植物を食べれば草食動物のおとなしい心に、
肉を食べると肉食動物の攻撃的な心に体が変化していく・・
というとちょっと大雑把な言い方かもしれませんが、
わかりやすいような気もします。

人の体に人の精神が宿るように、
草や肉にもその生の精神が宿っていて不思議はありません。

持って生まれた性格は必ずあると思いますが、
こうした後天的な影響も侮れないということを、
知っておくと役に立ちそうです。

人は年齢を重ねると、本来の目指すものに、精神も体も
近づいていくと思います。子供の頃の自我の芽生えも、
本来の精神がもっているものが、呼び起こされる瞬間だと
思っています。気づきであるとともに目覚めでもあるのではないでしょうか。

それまでの人の体は未熟ですから、
特に赤ん坊は、環境の影響を受けやすいと思います。
Q11  障害を持っているお兄ちゃんと、健常な弟の二人の子供がいます。お兄ちゃんに何かと手がかかるのですが、弟はとても気の利く子で、私を助けてくれます。けれど、それだけ一層痛々しく思えることがあります。思うようにならない育児に、時々つらくなります。

ちょっと遠回りな話になりますが、この考え方だと、
理解しやすいことがいろいろあるのでお話してみます。

私は人の「生まれかわり」を信じている人間です。

代々、子供の多くが、親以上に新しいことに取り組み、
より高い文明のもと、暮らしの発展に取り組んでいることが、
私自身納得できていませんでした。

たった一つの細胞が分裂してうまれる赤ん坊。たかだか十数年の
教育だけで、常に先達を越える発見や知識を得ていけるものでしょうか。

オリンピックを見るたびに、どうして記録がどんどん伸びるのか不思議でなりません。
年齢も低くなるばかり。オリンピック選手の多くが、まだ子供といえるくらいの
年齢だったりします。

人のたましいが、さまざまなことを学んで育ち、やがて死んでも、
その学びや夢を秘めたまま、再び生を受けるとしたら、
特定のことに能力が長けていたり、のみこみが早かったりしても
不思議はありません。

同じように教育しても、兄弟姉妹の性格がみんなバラバラなことが
よくありますが、それも、もともとは全く違うたましいと考えたなら、容易に納得できます。


子供が成長すると、なんでもない時にすごく大人っぽいことをつぶやいて、
親をびっくりさせることがあります。
またその逆に、大人なのに、ひどく子供じみた言動をするものもいます。

体のなりで判断できない、たましいの成熟度というのが
あるのではないかと感じています。


お兄ちゃんは、この人生で障害という課題に取り組んでいます。
弟さんは、きっとそのお兄さんやママ、パパを助けにきてくれたのでしょう。

崇高な二つのたましいに選ばれたあなた方ご夫婦も、
また、すばらしいたましいの資質をお持ちなのだと考えます。





上記の話は、「子供は親や人生を選んで生まれてくる」という仮説を
前提にしています。

どのような容姿で生まれてこようが、
どのような環境で生まれてこようが、
その子が選んだ生まれ方だとしたら、親は変に重荷に感じる必要はありません。

不幸にして障害を持って生まれてきた子供たちも、
あえて困難を選んでトライしていると考えれば、
また、それを支えてくれる価値ある親だと
自分たちを評価して選んでくれたとしたら、
それに応える勇気も出てくるというものです。

私の身近にも極めて稀な病に立ち向かい、
医師から短命を宣告されながらも
元気に目を輝かせて生きてきた少女がいます。

彼女の目は、誰よりも澄んでまっすぐです。
とても聡明で明るさを失わないその子の生き様に、
私は学ぶことばかりです。

「明らかにこの子は、人格的に、私よりはるかに上だ。」
と感じざるを得ません。

その生き方の困難さゆえに、短期間に高い人格が備わるのかと
思っていましたが、それだけでは腑に落ちない深いものを感じるのです。
生まれかわりを前提にすれば、そういう難関にもトライできる崇高なたましいが
あえて選んだ運命、という解釈が出来るようになります。

それは、障害児を授かった家族にも同様にいえるでしょう。
困難があっても、それに応えられる存在だからこそ、
問題は現れるのです。

障害やさまざまな逆境の中で生きている方々に、
心から、畏敬と尊敬の念を抱きます。

自信を持ってください。
他の人にはできない、難しい課題にあえて臨んでいる
志の高いたましいの集団があなた方、家族です。


 あとがき

育児用品のサイトで、このような育児全般のアドバイスを試みるのは、
本来の立場を逸脱しているとも思えますが、そのあたりはおおらかな
気持ちで受けとめていただければと思います。

私には、3人の子供がいます。
こどもの成長にしたがって、ほんとうにいろいろな勉強をさせられます。
「親は子供によって親になる」というのが、心底わかる毎日です。

私も、こどもの当園拒否を体験しています。
葛藤を経てしたためたものを下記のブログで僭越ながらご紹介させていただいています。この頃の気持ちを、みずから忘れずに、心にとめるための杭です。

Baby-Pro Blog [ 想うこと ]
http://blog.livedoor.jp/babypro/archives/cat_50007628.html


自分自身、子供の頃はあまり幼稚園や学校が好きなほうでは
ありませんでした。ある時期、いじめのターゲットにされてしまっていた
こともあって、週末になると、疲れてぐったり寝てしまい、
日曜日に目覚めると、いつも頭痛に悩まされていました。

眠って体調を崩すなんてどういうわけだ?と頭をひねっていましたが、
今考えると、日々のストレスが血管を収縮させていて、
日曜日になって家にいると、心身ともにリラックスするので
逆に血管が膨張して頭痛を起したのだろうと思います。

けれど、今思い返すと、いじめにあっていた自分も、
より弱いものを見つけてこそこそといじめていた気がします。
心のゆがみ、弱さが招いたものと思います。自業自得。反省。

人様に偉そうなことをいえる立場ではないのですが、
自らの経験の中で会得した育児の考え方を整理するつもりで
このレポートを書きました。
皆様の育児の中でヒントになればとてもうれしいです。

  Baby-Pro 森本 博
(このレポートは2006/2月に作成されたものです)

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