B型ベビーカーの選び方 比較レポート Baby-Pro REPORT
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Baby-Pro REPORT 21
[B型ベビーカー 比較レポート]

軽さ・サイズ・機能性・使い勝手・歩きやすさ ・・・ 何が大切?

  
 




 
AB兼用タイプも全盛の中、B型の位置づけは?
 
コンパクトでほとんどB型と同じなのに、フルリクライニングが付いているA型ベビーカーがいろいろと登場しています。そんな中であえてリクライニングのないB型を選ぶとしたら、どんなケースでしょう。

<軽さとコンパクトさで選ぶB型>

・大きめサイズのA型を持っているので、2台目はとにかく軽いのが欲しい。
・A型は大きめでゆったりしたものをレンタルした。
   生後7ヶ月以降使えるものでコンパクトなものが欲しい。
・階段が多く、バスや電車もよく乗るので、軽くて小さいものがほしい。

お子さんの月齢が小さいときは、ゆったりと寝られるもの、両対面ハンドルが付いているもの、振動が少ないものなどを吟味したいものなので、どうしてもそれなりのサイズ、重さのものになります。B型にすることで、明らかな小型化や軽量化ができるなら、2台の併用も有効でしょう。

<丈夫さと歩きやすさで選ぶB型>

・子供が重くなり、今のベビーカーがぐらぐらして使いにくくなった。
・ハンドルが低くて、猫背になり、歩きづらい。
・体格がいいので、普通のB型ベビーカーでは、すぐに使えなくなりそう。
・3歳いっぱいくらい使える、強度のあるものを探している。

お子さんが大きく、重くなってくると、お持ちのベビーカーが、軽量タイプの華奢なベビーカーだと、重さに負けて操縦性がとても悪くなることがあります。ぐらぐらして段差越えもままならないというとき、大型のB型ベビーカーが役立つときがあります。下記ではその代表としてシルバークロスを取り上げています。これらは、歩きやすさも伴っていて、お散歩が快適になります。


B型を買う動機とその場合の選択すべき機種は、二つのケースで全く違います。
あなたの場合はどうでしょう?


この5台を比較してみました
キャンディ めちゃカルセカンド ウェルキッズ GT-350 オートキッズネオEG RS469 マイクロ
Aprica コンビ コンビ コンビ シルバークロス


★ B型ベビーカー 性能比較

●CANDY(アップリカ) 
●めちゃカルセカンド
(コンビ)
●ウェルキッズ
(コンビ)
●オートキッズ
(コンビ)

●マイクロ(シルバークロス)
選択肢が限られてしまうB型ですが、上記の5機種をセレクトしました。
重量 と 剛性感
軽いと持ち運びがラクになります。
剛性感が高いと、操縦性が良くなり、歩きやすくなります。


けれど、あいにく軽さと剛性感はなかなか両立しませんので、
求めるものは軽さなのか、歩きやすさなのか、イメージを決めましょう。

製品名 スペック ポイント(軽さ) ポイント(剛性感)
キャンディ 3.7キロ ☆☆☆ やはり軽い方が
取り扱い自体は
ラクです。
☆☆ 剛性感は感覚的な
評価となりますが、
シルバークスが
優れています。
めちゃカルセカンド 3.8キロ ☆☆☆ ☆☆☆☆
ウェルキッズGT-350 3.4キロ ☆☆☆☆☆ ☆☆
オートキッズ ネオEG 4.2キロ ☆☆ ☆☆
シルバークロス マイクロ 5.15キロ ☆☆☆☆☆
 
ベビーカーの重さというのは1キロ違うと明らかにわかりますが、500グラム程度の差は、意外と体感しにくいものです。
また、違いがわかるといっても、畳んで持ち抱える場合にわかるだけで、普通に転がしているときは
体感できるものではありません。

したがって、重さについて注意すべき方というのは、バスや電車に乗る機会が多い方、
階段などがあって、畳んで持ち抱える機会が多い方などに限ると思って頂いて良いと思います。

感覚的なものなので、ここでは評価に加えませんが、コンビの製品は概して剛性感が長く変わりません。
アップリカの製品群はは長期的には経年変化が感じられ、剛性感が減少していく感じがします。
シルバークロスは剛性感も耐久性も高いのですが、日本製品ほどカシメを多用していません。
メンテナンスができるメリットはありますが、長く使うと小さなパーツの脱落などがありえるので、
時々ネジのゆるみなどを点検しましょう。

※マイクロの重量がメーカー表記と異なりますが、実測値です。
ハンドル高さと足元のクリアランス
ハンドルが高く、足元が広いと歩きやすくなります。

製品名 ハンドル高 足元の広さ ポイント
キャンディ  985mm 狭い ★★☆
めちゃカルセカンド  954mm 狭い ★★
ウェルキッズGT-350  960mm 狭い ★★
オートキッズ ネオEG  970mm 狭い ★★
シルバークロス マイクロ 1050mm 広い ★★★★★

かなり以前は、ハンドル高さが80センチ台のベビーカーもあり、
最近では95センチ前後が一般的で、比較的高めと考えていましたが、
もっと高い物を希望する方が増えました。ママ、パパの体格がよくなったこと、
よりスマートにベビーカーを押したいという欲求からでしょう。

海外のバギー類に多い105〜110センチのハンドル高さは、男性にも押しやすい高さ。
かといって小柄な女性では高すぎる、という懸念もありません。

経験的に、
<背の低い方がハンドルの高いベビーカーを押す場合の不満>より、
<背の高い方がハンドルの低いベビーカーを押す場合の不満>の方がはるかに多いです。


    キャンディ    ・ めちゃカルセカンド ・ ウェルキッズ  ・ オートキッズ ・ シルバークロスマイクロ

なかなか日本のメーカーはハンドルを高く造ってくれません。
ハンドルを高くすると小さく畳めなくなること、
ハンドルに荷物を掛けるとすぐに倒れてしまうこと、
重たくなること・・・などがあるからかもしれません。

シルバークロスのような造りになると、ハンドル高さに加えて、車輪までの距離も遠くなるので
足先が車輪にぶつかることがなくなり、颯爽と歩くことができます。
小柄で内股歩きのの女性はあまり気にならないかもしれませんが、
パパも活用したいとき、ママも背が高いときには大きなポイントです。
サイズ

折りたたんだ際の体積の違いを比較します。収納性の違いはあるのでしょうか。

製品名 使用時のサイズ 体積指数 自立面積指数 ポイント
折り畳み時のサイズ
キャンディ W485×D810×H985mm 115 113 ☆☆
W360×D315×H1020mm
めちゃカルセカンド W520×D716×H954mm 94 98 ☆☆☆
W335×D296×H945mm
ウェルキッズGT-350 W488×D705×H960mm 72 77 ☆☆☆☆
W322×D240×H930mm
オートキッズEG W485×D720×H970mm 90 95 ☆☆☆
W345×D275×H950mm
シルバークロス マイクロ W455×D860×H1050mm 57 55(立てかけ) ☆☆☆
W250×D220×H1045mm



体積はカタログスペックから割り出しましたが、アップリカは足元が一番開いていて
数値が大きくなります。しかしその反面、安定自立します。これはA型の軽量タイプも共通の
アップリカ製品の特徴。上に行くほどスリムになり、数字ほどかさばって感じません。


コンビの折り畳み方式は、足元がすぼんでいて安定感に欠けますが
「ギュッ」と密度が高い感じで、かさばり度は低いです。
左のようなちっょといびつな形状になりますが、トランクなどの
収まりは良い気がします。



シルバークロスはとてもスリムになりますが、
背が高いことと、前輪部が張り出すのが特徴。

カタログスペックは、前輪キャスターをひっくり返して
最も省スペースな状態で計っているようですが、
実際には、そのようにすると日除けにタイヤが触れて
汚れるので、左写真のように前輪が張り出したスタイルが
普段の収納スタイルとなります。
したがって評価は少し控えめにしました。
  結果的に、あまり顕著な差はありませんでした。
開閉操作
開閉操作のしやすさは、商品評価の大きなポイントです。

コツはいると言えど、オートキッズとキャンディは片手開閉機構を持っています。
コンビのウェルキッズは、器用にしないと片手で出来ないので、練習するという条件付ながら、
オートキッズとキャンディには片手開閉のメリットがあります。状況が許すなら、無理に片手でするより、
両手で行った方がラクです。ワンタッチ開閉は、あまり過度に期待しないで下さい。

だけど片手開閉をマスターできると嬉しいものです・・・FAQコーナーで従来から紹介してきましたが、
写真と映像付きで改めてご案内しますので、是非マスターしてください。

製品名 片手開閉
キャンディ 開く 練習すれば可能 ★★★★
閉じる
めちゃカルセカンド 開く できない。必ず両手  
閉じる
ウェルキッズGT-350 開く 簡単にできる ★★
閉じる(2面折り) 簡単にできる
閉じる(3面折り) 基本的にできないが、器用に扱えば可能
オートキッズEG 開く 練習すれば可能 ★★★★
閉じる(2面折り) 簡単にできる
閉じる(3面折り) 練習すれば可能(タイミングが肝心)
シルバークロス マイクロ 開く コツがいるができなくはない ★★★
閉じる できる
< キャンディの場合 >

カルッコの開閉は通称「4つ折り」と呼ばれるものです。ワンタッチで前後左右に畳め、自立も安定、転がしてもラクです。

アップリカA型背面ハンドルモデルに応用できます。 ふわっとベッド背面・WなMini背面など
キャンディの開閉イメージ

アップリカのコンパクトベビーカーは4つ折りが主流。幅と奥行きが同時に小さくなる構造です。

   (上記はネルッコ499)
なかなか写真のようにスマートにはいきませんが練習次第です。

畳むときは思い切り後ろに倒すと、途中まで畳めます。置いておくだけならそのままでもいいですが、
持ち運ぶときには最後まで閉じてロックをかけないと勝手に開いて不自由です。
思い切り後ろに倒して半分畳んだあと、ベビーカーを起こして、
ハンドル部を下方向に押さえつけてロックをかけます。

(ロックの引っかかる部分はハンドルの付け根部分にあります。
 一度どのような仕組みか確認しておくとわかりやすいでしょう。)

この、ハンドルを押さえてロックをかける動作が意外とうまくいかないときがあります。
畳まれる過程で車輪は中央に寄ってこようとしますが、上から押さえているため、
地面の抵抗ですんなりいきません。こんなときは、軽く左右に揺さぶりながら押さえてやるのがコツです。
【クィックな折り畳み方】

イメージ写真に近いやり方もあります。開閉ボタンを握って後ろに倒すと、
ベビーカーが自重で自然に畳まれる方向に動き出します。
畳み始めたら開閉ボタンから指を離していいです。
ベビーカーを傾けたまま勢いよく後ろに引いてパッと止めます
止めた瞬間にロックがかかります。


興味のある方は試みてください。
この方法だと車輪を転がすので、車輪が中央に寄ってくる動きが
地面の抵抗無しに行なえるのがミソです。
マニュアルにはない方法ですが、慣れるとスピーディです。
        
↑人差し指と親指でハンドルを持ち、残りの指でボタンを握る。後ろに倒してベビーカーが自重で畳まり始めたら・・・ ↑ボタンから指を離して、一気にハンドルを引く。カチッ!とロックがかかればOK。一気にと言っても、引き始めはジワッと引き、勢いをつけたところで一気に止めることが肝心。非力な方には向かないが、うまくいくと手品のようにスピーディでちょっと面白い(?)。
【スマートな開き方】

開くときはハンドルの開閉ボタンを握って少し持ち上げると、自重で半分程度開きます。
地面に押さえつける感じでハンドルを下げると完全に開きます。

コツは、ハンドルを引き上げる際、ある程度勢いをつけ、後ろ車輪がなるべく後ろに飛び出してくるようにして、
一番後ろに飛び出した瞬間を狙って、後ろ車輪を地面に降ろします。
あとはハンドルを下方向に押し付ければ、自然に開いてロックがかかります。
ゆっくりやるとうまくいきません。動作の流れをつかんで下さい。


※畳んだ状態で開閉ボタンを握るとき、たまに硬いことがあります。
  ハンドルを下に少し押し付けながらボタンを握ると簡単です。


ブロードバンド環境が整っている方は下記のビデオ映像で確認下さい
 (開くときのハンドル部の山型の動きがポイント)。百聞は一見にしかず。
                   
 スマートな開閉方法をビデオで確認しよう!
(ADSL以上、Windows環境でビデオプレーヤー(Windows Media player)必須)

1.クィックな畳み方とスマートな開き方   2.一般的な開閉方法    (映像は類似商品で行っています。)
 
< ウェルキッズの場合 >

コンビの代表的な折り畳み方式で、通称「3つ折り」とか「3面折り」といいます。
半分だけ畳んでも仮のロックがかかる「ちょこっとロック」機構があります。
この状態では自立しませんが、ブレーキをかけると立てかけられます。転がすことも可能。
持ち運びのときはもう一段畳みます。ショルダーベルトも使いやすい形状です。
ウェルキッズの開閉イメージ

ちょこっとロック状態
開閉ボタンを握り、思い切り後ろに引いて前後に畳みます。幅はそのままですが前後に畳まれた状態になります。 ブレーキをかければ、そのままで立てかけておくことも出来ますが・・・ さらに両手を使って左右から畳むとすっきりスリムに。 超コンパクト!
【ツウな折り畳み方】
「ちょこっとロック」までは片手でラクラク。だけど完全に畳むには両手が必要です。
どうしても、片手しかあいていないときは足を利用して畳みます。
前後に畳んだ後、右利きなら、右手でハンドル上部の右側を逆手で持ちます。
右足のひざをベビーカーの背もたれ部裏側のやや側面寄りにあてがいます。
右手をひねってベビーカーを折り曲げます。(ベビーカーがひざで少し持ち上がるような感じになります。)
自動フックに狙いを定めて手首をひねり、はめ込んでください。

                 片手で出来た!
 片手開閉をビデオで確認しよう!
  (ADSL以上、Windows環境でビデオプレーヤー(Windows Media player・Real Playerなど)必須)

片手での開閉   ちょこっとロックで簡単開閉   (映像はウェルフラットのものです。ウェルキッズの方が簡単にできます。)
 
< オートキッズの場合 >

オートキッズの開閉機構も慣れるまで少し練習がいります。器用な方なら問題ないレベルと思っていますが、
「器用さでカバーして」とユーザーに求めるのは難があり、このあたりはアップリカのB型と同じレベル。
モノ造りは難しい・・・何卒、ご理解下さい。
オートキッズの開閉イメージ
レバーを握って思い切り後ろに倒します。 レバーを握ったままクイッと捻って、ちょっとだけ地面から浮かすようにすると、本体が畳まれていきます・・・ 一番小さくなったポイントを見定めてポンッと地面に降ろすと同時にレバーを離します。 タイミングが肝心です。がんばってください。

開き方は下記参照。小さくて見にくい場合は、オートキッズのページに少し拡大したものがあります。こちら
どの商品も完璧ではありませんが、世界中探しても、日本のベビーカーほど軽くてコンパクトで開閉しやすい製品はありません。
世界が真似するほど、これらの開閉機構は優れていることも付け加えておきます。
「もっと便利に!」という声は相変わらず多いですが、開発者の苦労も分かってあげてくださいね。
 
< シルバークロスの場合 >

シルバークロス マイクロの場合、手だけ出なくて足も使います。
ベビーカーを開くときは、片手でハンドル上部を持って、もう片方の手でサイドのフックを外します。
前輪を振り落として、ステップを踏めばロックされて使用可能となります。おそらく赤ちゃんを抱っこしていても、問題なく出来るでしょう。
畳むときは、まずショルダーベルトを引き上げるか、足先でフレーム中央部をこつんと上に押し上げて、
一段目のロックを解除します。
フレーム右側のロック解除レバーを踏み込んで2段めのロックを解除します。

フレームを前側に押し込んで畳みます。たいていはそれだけでロック用フックがかかりますので
片手でも出来ると思います。ただアクションとしては大きく、しゃがまないといけないのがデメリットです。


めちゃカルセカンドの折り畳みは、両手で行います。

前輪部のキャスターをロックし、
日除けを畳みます。
ハンドル両脇のレバーを引き、
思い切り後ろに引き倒します。
2つ折り状態で一旦ロックがかかります。
さらに小さくしたい時は、
両手でハンドルをさらに
ひねって畳みます。

 


ロック解除レバーは手すり下のパーツにワイヤーで繋がっていて
両サイドとも同時に引き上げたときだけ折り畳みが可能となります。
開くときも畳むときも同じ操作が必要で、したがって両手がないと
どうしても開閉操作ができません。

過去にあった「めちゃかる」というモデルは、片方ずつ引き上げても
カチッととまる方式だったので、その仕組みを採用すれば、
片手でも開閉ができたと思いますが、採用されませんでした。
誤操作防止のためかもしれませんが、ちょっと残念に思うところです。
転がしての移動
製品名    ころがしやすさ   
キャンディ    ☆☆☆☆☆   
めちゃカルセカンド 2面折り ☆☆☆☆☆
3面折り ☆☆☆
ウェルキッズGT-350 2面折り ☆☆☆☆☆
3面折り
オートキッズEG 2面折り ☆☆☆☆☆
3面折り ☆☆
シルバークロス マイクロ    ☆☆☆☆☆
  
座面の安定性・快適性
ラインナップの品は、ハンモックタイプではなくて、どれも比較的座面はしっかりしています。
日本のベビーカーは、座面がフラットでお座りがしやすいのが特徴ですが、
それは上半身を起して、手すりにしがみついて乗るときの話。

5点式ハーネスが普及して、背もたれに拘束されるようになると、
お尻が前にずれやすくなるので、シルバークロスのように座面が少し傾斜しているものも有効でしょう。

製品名   座面の安定感 お尻のずれにくさ シートの通気性 リクライニング
キャンディ 24ヶ月まで ☆☆☆☆ ☆☆☆ 20度 ☆☆
めちゃカルセカンド 24ヶ月まで ☆☆☆☆☆ ☆☆☆ なし
ウェルキッズGT-350 24ヶ月まで ☆☆☆ 20度 ☆☆
オートキッズ ネオEG 24ヶ月まで ☆☆☆ ☆☆ 20度 ☆☆
シルバークロス マイクロ 4歳未満 ☆☆☆ ☆☆ ☆☆☆☆☆
(クッションを外した場合)
なし
 
  

起きているときは、しっかりと体を起して座れるような形状で、
寝たときは、もう少しのリクライニングと、体のずれを防ぐ座面の傾斜がほしいです。

起きているときと、寝ているときとで、あるべきシートの形状は全く違うので、
B型ベビーカーに多くを望むのは難しく、どれも妥協点での製品ですが、
その分開発の余地はあるというものです。
ハーネスの仕様
子供が勝手に立ち上がって、ベビーカーから転倒、
あるいはベビーカーごと転倒といった事故を防ぐのがハーネスの役割です。

意外とそれぞれに個性があり、試行錯誤の途上であることがわかります。まだ完成形はありません。

製品名 ハーネス 
キャンディ     ☆☆☆☆ 5点式のハーネスで、レイアウトも平均的。ベルト素材は比較的ソフトな部類でしょう。

肩ベルトと腰ベルトのジョイント部の肉厚が微妙にやせていて緩いので、簡単に外れてしまいはめ直さないといけないこともあるのが少し気になります。一時しのぎですが、接合部内側にセロハンテープでも張ると、外れにくくなります。  
めちゃカルセカンド ☆☆☆☆ 5点式のハーネスで安心感はピカイチ。

腰ベルトの取り付け位置が独特。構造上やむをえなかったのかもしれませんが、腰ベルトというよりは太ももベルトになっています。肩ベルトがあるので差し支えはありませんが、手抜きして肩ベルトを外して使用すると、ほか3点での拘束は容易に抜け出せそうなので注意を。
セーフティガードがないもの、肩ベルトを前提としたものですから、この製品を使用するからには、肩ベルトも含めてちゃんと5点で使いましょう。
ウェルキッズGT-350 ☆☆☆☆ 「こどもって肩ベルトをいやがるのよねぇ」と心配する方には、ウェルキッズやオートキッズの抜け出し防止ループベルトがお薦め。上半身の動きを束縛せず、しかし抜け出し、立ち上がりはしっかり防いでくれるハーネスです。
おなかのサイズにぴったり合わせてご利用ください。

オートキッズEG ☆☆☆☆
シルバークロス
マイクロ
☆☆☆☆ 海外のバギーは早くから5点式ハーネスを採用しています。
シルバークロス マイクロも5点式。

欲を言えば、股ベルトの位置が前過ぎることと、もっと太さがほしかったです。
シルバークロスに限らず、海外のバギー全般にハーネスのレイアウトが大き過ぎる傾向があります。立ち上がりを始める頃のお子さんに使いやすい、もっとタイトに出来る位置調整があって欲しいものです。
サンシェード
日除けは、オートキッズEGが一番大きいですが、それでも充分ではないでしょう。
活発な時期を向かえ、身を乗り出して乗りようになったら、日除けはほとんど意味を成しません。
そんなものだと割り切ってご利用ください。

キャンディ・めちゃカルセカンド・ウェルキッズ・オートキッズには、補助シェードのペティシェードが取り付け可能ですが、
シルバークロスは折り畳みが出来なくなりますし、日除け位置が高く効果が薄いので、お薦めしません。

製品名 幌の大きさ のぞき窓・通気性  
キャンディ 普通 ☆☆ なし  
めちゃカルセカンドは後ろが開いているので、
赤ちゃんの様子がわかりやすい。
めちゃカルセカンド 普通 ☆☆ ないが覗ける→ ☆☆☆
ウェルキッズGT-350 普通 ☆☆ なし  
オートキッズ ネオEG やや大きい ☆☆☆ あり ☆☆
シルバークロス マイクロ 普通だが角度が浅い なし  
正直言ってB型の幌はみんな小型で役不足です。さらなる開発が望まれます。
キャンディの幌は畳んだ時のロックが緩いようで、畳んでいても自然と開いてしまうことがあるので改良が望まれます。


タイヤ
タイヤは小さいほど軽くできます。大きいほど走行は安定します。

タイヤを小さく細くすると軽量化が効果的に出来るので、B型はそうしたものが多いのですが、
最近は質感の向上を図り、太めのタイヤも増えてきました。転がしての違いは、
ほとんど体感できるレベルではありませんが、あえていえば、細めの方がキャスターのブレがやや大きく、
カタカタとせわしない感じがするかもしれません。けれどホントにわずかな差です。

それよりもシルバークロスマイクロなみの径の大きなタイヤを履くと、明らかに走行感は滑らかになります。

転がしてみるとわかりますが、通常の小径タイヤは、わずか1センチの段差でも、ガツンッと引っかかって止まります。
街中は、普通の平坦な路面に見えても、B型ベビーカーにとっては歩きやすい路面ではないところが
大変に多いのを、ベビーカーを使い始めて多くの方が知ることになります。

シルバークロスマイクロの12センチタイヤは、かつての大型A型ベビーカー並で、
その分、重量も重くなりますが、押しやすさを優先したい方には、この大きさが最低限のレベルです。

ちなみにショッピングセンターなどの、滑らかな路面で使うだけなら、タイヤの太さも大きさも全く違いはありません。
製品名 タイヤ
キャンディ 細い・小径
めちゃカルセカンド   太い・小径 ☆☆
ウェルキッズGT-350 細い・小径
オートキッズ ネオEG   太い・小径 ☆☆
シルバークロス マイクロ 太い・大径 ☆☆☆☆

セーフティガード
以前はあたり前のように付いていたフロントのセーフティガードですが、最近は省略しているものも増えました。
めちゃカルセカンドとシルバークロスにはセーフティガードが付きません。後付けもなしです。

ひとつには肩ベルト付き5点ハーネスが増えてきた影響があるでしょう。
そして軽量化のために省くということもあるでしょう。

ガードがあると、それに頼るばかりに、ベルトをしないユーザー様が増えて事故が相変わらず多いです。
5点式ハーネスを装備して、きちんと使用していただくためにも
あえてガードは省くという意向もあるかもしれません。

最近のセーフティガードには芯材が入っておらず、コシがありません。
支えとしてはちょっと心もとないですが、やわらかいから顔をぶつけても痛くないというメリットがあります。

製品名 セーフティガード
キャンディ あり ☆☆
めちゃカルセカンド なし  
ウェルキッズGT-350 あり ☆☆
オートキッズ ネオEG あり ☆☆
シルバークロス マイクロ なし  




左から キャンディ   ・  めちゃカルセカンド   ・   ウェルキッズ    ・     オートキッズ   ・   シルバークロス マイクロ
ショルダーベルト
製品名 ショルダーベルトの
有無と使い勝手
  
キャンディ あり ☆☆ タイヤが体に触れるのであまり持ちやすくありません。
アップリカのベビーカー全般に同様です。
めちゃカルセカンド なし   ベルトがないので、ハンドル部に腕でも通して持ちましょう。
ウェルキッズGT-350 あり ☆☆☆ 肩に担いだら、ベルトを強めに引いてください。
タイヤが体から離れて、持ちやすくなります。
オートキッズ ネオEG あり ☆☆☆
シルバークロス マイクロ あり バランスが悪くてちょっと使いにくいです。
ピックアップ ( めちゃカルセカンド・シルバークロス マイクロ )

シルバークロス マイクロと、めちゃカルセカンドを
大きさの比較のために並べてみました。

スペック的にはシルバークロスの方が一回り
大きいのですが、ぱっと見は、それほど変わりません。

シルバークロスはハンドルがぐっとせり出して、
足元に余裕があるのがわかります。
めちゃカルセカンドは、ハンドルのほぼ真下にタイヤが
きていて、余裕がないために、小さい歩幅で歩くことになります。

めちゃカルセカンドの幌は、簡便ながら、
赤ちゃんの様子が見やすそうですね。
右のめちゃカルセカンドのタイヤが
普通のB型ベビーカーの大きさです。

シルバークロスは一回り大きいタイヤ。
多少の凹凸は、苦にせず転がります。
畳んだときの様子。カタログスペックとは逆で、
めちゃカルセカンドの方が小さく感じます。

めちゃカルセカンドは、絶妙なバランスで自立します。
シルバークロスは、自立しないので、ブレーキをかけて
壁にたてかけます。車輪が高いところにくるのが、
気になる方もあるかもしれません。

総 評

製品名 総合ポイント (※) 特徴
キャンディ 46ポイント ★★☆ 片手開閉・通気性の高いシート・畳んだ時の安定自立などで、
ソツのない仕上がりになっています。
めちゃカルセカンド 38ポイント ★☆ シンプルに徹して、価格帯も安く、手軽さを打ち出した製品。
コンビの中では剛性が高く、座面もしっかり。5点式ハーネスも装備。
すっきりとしたカラーリングが新鮮。ただし、片手開閉不可。
ウェルキッズGT-350 41ポイント ★★ 「やっぱりベビーカーは軽さが大切」という方にはウェルキッズ。
ショルダーベルトも付いていますし、サイズも大変コンパクトで、
トータルな機動性に優れます。
オートキッズ ネオEG 46ポイント ★★☆ オートキッズは、コンビのB型ベビーカーのノウハウを詰め込んだ
ハイグレードモデル。片手開閉ができますし、比較的長く使っても
ヘタレのこないフレームを備えています。
シルバークロス マイクロ 50ポイント ★★★ 軽さよりも、丈夫さ歩きやすさを求める方へ。
歩くことが負担にならないベビーカーです。

(※  ☆ 1点  ★ 2点 一部 ころがしやすさの評価は平均点を加算 )

すべてに良いものはありません。
求めるものが
「軽さ」なのか、「歩きやすさ」なのか、
「片手開閉」なのか、「デザイン」なのか、
焦点を絞れるかどうかが、上手な買い物のコツとなります。
< リンクのご案内 >

★ めちゃカルセカンド・ウェルキッス゜・オートキッズ ショッピングページ

★シルバークロス      ショッピングページ
★シルバークロス マイクロ 詳細解説ページ

★ アップリカ キャンディB型 ショッピングページ

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